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2016年03月15日

虫歯の削り方8/10「第二段階(コントラハンドピースに大きいラウンドバーをつけて使用)完了の目安



この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。


今回は動画もあります。是非ご覧くださいませ。
動画「虫歯除去」


前回、虫歯の削り方の第二段階(コントラハンドピースに大きいラウンドバーをつけて大まかに軟化象牙質を削る)についてお話ししました。→虫歯の削り方7「第ニ段階(コントラハンドピース用の大きいラウンドバーで軟化象牙質を除去する)」

今回は、ではどこまで削れば第二段階が完了なのか?

ということについて書いていきたいと思います。

次回、第三段階についてお話しますが、第三段階があるということは第二段階では虫歯が取りきれないからです。

なぜか?

それは、虫歯の一番深い底の部分の断面図を見るとわかります

下の写真をみてみて下さい。

<虫歯の一番深い底の部分の断面図>

虫歯の一番深い底の部分の断面図

コントラハンドピースですと、健全象牙質に当たるととたんに削れなくなります

すると第二段階で使用する大きいラウンドバーの直径より小さくて、深く進行した虫歯は削れるでしょうか?

<大きいラウンドバーの直径より小さくて、深く進行した虫歯>

大きいラウンドバーの直径より小さくて、深く進行した虫歯

バーが健全象牙質に当たって届きませんよね。

<健全象牙質にあたり、バーが虫歯に届かない>

バーが虫歯に届かない

実際は頑張れば、コントラハンドピースのラウンドバーでも健全象牙質は削れますが、頑張る必要はありません。

ラウンドバーの直径を小さくすれば良いのです。

<そんな時は、ラウンドバーの直径を小さくする>

ラウンドバーの直径を小さくする

そうすれば届きますね。

これが第三段階となりますが、つまりいいかえると第二段階完了の目安は・・

第二段階で使用した大きいラウンドバーの直径よりも大きい軟化象牙質を除去した状態となります。

さらにいいかえると、残った軟化象牙質が使用しているラウンドバーの直径よりも小さい場合は第二段階完了です。

写真にします。

<第二段階完了時>

第二段階完了時

検知液で赤く染色されている部分が虫歯ですが、明らかに大きいラウンドバーの直径よりも小さいですね。

この状態が、第二段階を完了した状態で、第三段階に移行する時です。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

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posted by さけいくら at 08:06 | Comment(0) | 歯の削り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月08日

虫歯の削り方7/10「第ニ段階(コントラハンドピース用の大きいラウンドバーで軟化象牙質を除去する)」



この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。


今回は動画もあります。是非ご覧くださいませ。
動画「虫歯除去」


前回、「虫歯の削り方第一段階」としてタービン用の小さいラウンドバーで、エナメル質と象牙質の間を横に広がった虫歯とその上部のエナメル質を除去致しました。→虫歯の削り方6「第一段階(タービン用の小さいラウンドバーでエナメル質にかかる虫歯を除去)」

写真で表すと下の写真を

<虫歯>

虫歯



<第一段階完了後>

第一段階完了後

上の写真の状態にして、軟化象牙質を明示するのが第一段階です。

断面図で表しますと、下の写真の青色で囲った部分を除去します。

<第一段階で削る部分>

第一段階で削る部分

そして、今回は第二段階‘コントラハンドピース用の大きいラウンドバー’軟化象牙質を大まかに削っていきます

<第二段階で削る部分>

第二段階で削る部分

上の写真の青色で囲った部分を削って除去するのが第二段階なわけですが、どんなバーを使用するのが効率が良いでしょうか?

それは何度も書いてありますが、‘大きいラウンドバー’
です。

<第二段階は大きいラウンドバーを使用する>

第二段階は大きいラウンドバーを使用する

これ程大きいラウンドバーを使用するのは、私の臨床を見渡しても、この虫歯除去の第二段階のみです。

理由は、‘早い’です。

そして、削っていくと‘軟化象牙質と健全象牙質の硬さの違いがわかりやすい’です。

私がよく、虫歯除去が早い・検知液を使用しなくてもある程度虫歯が除去出来た事がわかるのは

この第二段階の‘大きいラウンドバー’を使用するからかと思っております。

やり方は

1.大きいラウンドバーコントラハンドピースにつけ

<大きいラウンドバーをコントラハンドピースにつける>

大きいラウンドバーをコントラハンドピースにつける

2.象牙質の硬さを感じながら、少しをかけ、硬いところ(健全象牙質)に当たるまで削ります。

<硬いところに当たるまで削る>

硬いところに当たるまで削る

3.最後に検知液をかけて、虫歯が除去されているか確認

<検知液にて確認>

検知液にて確認

です。簡単早く余計なところを削らなくてすみますので、是非お勧めです。

注意点としましては、

慣れてきますと、3はほとんどいらなくなりますが、はじめのうちは健全象牙質の硬さを知る為に使用した方が良い思います。

また、コントラハンドピースの動かし方がタービンとは違います

タービンは触れるか、触れないかという羽で触るかのように(フェザータッチといいます)ほとんど圧力をかけずに削るのが基本ですが、

コントラハンドピースで軟化象牙質を削る場合は、ある程度圧力をかけて、かき出すように削り取ります。

<タービンでの動き>

タービンでの動き

<コントラハンドピースでの動き>

コントラハンドピースでの動き

これら動かし方の違いや圧力のかけ方は一度やるとすぐ覚えます。また、それが合っているかは、検知液が教えてくれますので、是非お試しあれです。

この第二段階は、虫歯除去においてとても大事なので、

ブログ記事:虫歯の削り方4(軟化象牙質を削っているときと健全象牙質に当たった時の感覚の違い)でも触れましたし

動画配信でも、実際の動かし方について御説明しておりますのでそちらも御参考下さい。
「虫歯除去18/24 受講生の練習:軟化象牙質と健全象牙質の硬さの違いを知る」

では次回、第二段階完了時についてお話いたします。

つまり、第三段階もあるわけで、この第二段階でどこまで削ればいいの?ということについて書いていきます。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

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posted by さけいくら at 19:10 | Comment(0) | 歯の削り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月06日

虫歯の削り方6/10「第一段階(タービン用の小さいラウンドバーでエナメル質にかかる虫歯を除去)」



この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。


今回は動画もあります。是非ご覧くださいませ。
動画「虫歯除去」



前回、第一段階でタービンを使う理由について書きました。→虫歯の削り方5「第一段階(タービンを使用しなければいけないわけ)」

今回は実際の「第一段階の削り方」について書いていきたいと思います。

まず第一段階で削るのは、“エナメル質にかかる”虫歯の部分です。

前回もお話しましたが、虫歯はエナメル質と象牙質の間を横に広がっていきます

<エナメル質と象牙質の間を横に虫歯は広がる>

エナメル質と象牙質の間を横に虫歯は広がる

ですから、エナメル質を削れる‘タービン’を使用するわけです。

ラウンドバーの大きさは小さくて良いです。

<小さいラウンドバーを使用する>

小さいラウンドバーを使用する

そして、エナメル質と象牙質の間を横に進んだ虫歯の上部にあるエナメル質をきちんと削りとるのが、この第一段階です。

図に示すとわかりやすいと思います。下の写真の矢印の部分を削るのが第一段階(タービン用の小さいラウンドバーで虫歯を削る)です。

<第一段階で削る部分>

第一段階で削る部分

タービンで削らなければならないところまで削ると健全象牙質が見えてくるはずです。

そうすると絵に書きますと下の写真のようになります。

<第一段階削る前>

第一段階削る前



<第一段階完了後>

第一段階完了後

違いがお分かりになりますでしょうか?

第一段階完了後、エナメル質にかかる虫歯はなく、軟化象牙質が明示されております。

削り方は、ほとんど圧をかけず、チョンチョンチョンとフェザータッチで、エナメル質を下から上にかき上げるように削っていきます。

タービンの動かし方は、詳しくは動画をみていただけるとよろしいかと思います。→https://youtu.be/AHyH1H2kPhw

そして実際の歯の虫歯にてご説明すると、

たとえば、下の写真のような虫歯を

<虫歯>

虫歯



下の写真のようにすれば

<第一段階完了後>

第一段階完了後


第一段階は完了です

是非お試しあれ、です。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

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posted by さけいくら at 11:58 | Comment(0) | 歯の削り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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