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2020年10月21日

感染根管治療9「根管充填材の除去B(教科書的な事と問題提起)」

こんにちは、水道橋クリスタル歯科院長・歯科医師・歯学博士・大学病院保存科非常勤講師・インプラント学会専修医の小栗卓也です。

この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。

前回は、根尖までNo.15のリーマーまで到達したところです。前回ブログ→感染根管治療8「根管充填材除去A(根尖到達の仕方)」

<前回ブログより根尖まで到達>

IMG_1559.JPG

ただ、まだ周りにGPは残っております

これらを削除していく為には、そのまま根管拡大(根管形成ともいいます)していくと良いです。

根管拡大とは、No.15→No.20→No.25・・・とファイルを太くしていき、根管を広く事です。

< No.15→No.20→No.25・・>

IMG_1562.JPG

少しずつ広くしていく事でGPも取れていくという寸法です。

なので、前回までで穿通させたら、次は根管を拡大していくこれが教科書的なところです。

<根管拡大イメージ>

OIP.jpg


しかし、なかなか実際やるとうまくいかず、No.15から拡大していくに従って、途中で(よくあるのが25号あたり)でアペックスまで到達しなくなりあれ?っとウンウン頑張ったあともう一度No.15に戻ってももうファイルが根尖まで届かなくなる現象がおきます。

最初は根尖まで届いていたのに、途中から届かなくなっちゃった問題です。

これは根詰まりステップが出来てしまう事が原因なのですが、

<根詰まりやステップ>

niti_img3.jpg

よく考えると最初はNo.15のこーんな細い通路があるだけであり、その通路を潰さず(詰まらせず)に広げていくというのは至難な事なのです。



IMG_1559.JPG

さらに、根尖の方で根が曲がっている時もあり、太い号数にすればコシが強くなり、曲がりにくくなる為太い号数にいくにしたがってステップが出来やすいのです。

<太い号数程曲がりにくい>

IMG_1566.JPG

このように考えると、根管内は見えないという環境もあり根詰まりやステップを作らず根管拡大(根管形成)を行なうというのはとても難しい事であります。

<根管拡大(根管形成)>

OIP.jpg

<根管が曲がっている時もある>

OIP.jpg

教科書にはサラッと書いてありますが、ハッキリいって上の図をみると職人技といっても過言ではありません。

おそらく、普通にNo.15が根尖までいったので、じゃあ次No.20なんてしていると必ず詰まります。

ではどうすれば良いか?

というのを次回お伝えしていきます。よろしくお願い致します。ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。



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posted by さけいくら at 09:05 | Comment(0) | 感染根管治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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