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2016年09月27日

患者説明・コミュニケーション8「フリーズ時間が発生したとどうしてわかるのでしょうか?」

こんにちは、水道橋クリスタル歯科院長・歯科医師・歯学博士・大学病院保存科非常勤講師・インプラント学会専修医の小栗卓也です。

この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。


前回、話す順番の概要をお伝えしました。

今回より、各論にいきたいと思います。

総論のまとめは、何かショックな事を患者さんに言ってフリーズ時間が発生してしまったら、希望の言葉で患者さんをニュートラルな状態に戻し、説明を続けていく事が大事。なぜなら、フリーズ時間の状態は、他の話は何も頭に入らないから

とこういうことでした。

‘フリーズ時間’は造語ですので、意味がわからない場合は、前回までのブログをお読みいただければと思います。

さて、

ではフリーズ時間が発生したとどうしてわかるのでしょうか?

<フリーズ時間が発生>

フリーズ時間が発生

患者さんは自分から言わないですし、目に見えて止まったり、固まったりしません

思考のみが止まっている、もしくは囚われている、状態です。

つまり、こちらからの声かけなどアクションに対して

‘反応がない’

という状態です。

まったく反応がなかったら、変だなと誰でもわかりますが、実際は、

返事はしていても、うわの空、空返事などの言葉が合うかもしれません。

誰でもこういう時はありますよね。私もありますので、患者さんのお気持ちは大変わかります。御自身に照らし合わせると分かり易いかもしれません。

つまり、

‘反応が薄い・薄くなった’

という感じです。

<反応が薄くなった>

反応が薄くなった

急に反応が薄くなった時、それがフリーズ時間が発生した、‘サイン’です。

患者さんがフリーズしている時は、いくつかのサインがでます。

そのサインを医療者側は察知しながら、患者説明や治療説明をしなければならないというのが、今回のブログの主旨です。

例をお伝えすると、

・今まで私の話をうなづきながら聞いていたのに、うなづきが止まった

・説明を続けるうちに、先程説明したことを質問されたりする

・患者さんが「えっ・・」と言ったあと。男性では、あまり声にはでませんが、ショックな事を言われた時などにピクッと身体が動いたあとしばらく

・患者さんがレントゲン写真の一点を見つめている時

などです。

おそらく、医療者側の方は、このブログを読んで、明日にも私の言っていることがわかると思います

是非、患者さんからの反応が濃いか薄いか感じとりながら、患者説明をしてみていただければと思います。

<患者さんからの反応を感じ取りながら患者説明をする>

患者さんからの反応を感じ取りながら患者説明をする

患者さんからの反応を感じ取れるようになると色々な事がわかるようになります。

一番役に立つのは、‘やばい時’がわかるようになることです。

医療者側が意図せず、患者さんが望んでいない治療を行ないそうになる時があります

その時にちゃんと止まらないと、治療を始めてからでは遅いといことがあります。

削った歯は元に戻りませんし、抜いた歯も元に戻りません。

患者さんは、「今の説明、わかりません。」とは言いません

「あ〜」や「(気持ちの入っていない)はい」などと言っている時はフリーズ時間です。

気をつけねばなりません

治療が終わって、フリーズ時間が終わり、ニュートラルな状態に戻った時に、歯や神経が抜かれていたら、「こんなの聞いてない」「勝手に抜かれた」などとなります。

本当に何も言わず、歯を抜く先生もいるかもしれませんが、大抵の場合、医療者側は「ちゃんと説明したのに」となります。

よく問題になる

‘言った言わない問題’もしくは‘説明したしてない問題’です。

<言った、聞いてない>

言った、聞いてない

その原因は、‘フリーズ時間’のサインを医療者側が感じ取れなかったときに起こる事が多いのでは、と私は思います。

他にも、話の抑揚や声の大きさなどの原因があるかもしれませんが

要は患者さんが理解しているか聞き流しているかの違いが分かれば問題は解決しますね。

理解してないかもと思ったら、‘希望の言葉’で‘フリーズ時間’を解き、もう一度説明すれば良いわけです。

是非、その違いを感じ取りながら、患者説明をすると良いと思います。

うーん、違いと言われても、、

自分は空気を読むのが苦手で、、

という先生もいらっしゃるかもしれませんので、大事な事ですので、もっとわかりやすくお伝えします。

患者さんと世間話をする時がありますね。

<世間話>

世間話

例えば、最近も雨の日が多いですが、、

私:「雨大変でしたね〜」

患者さん:「ほんと、毎日雨ばかりで、困っちゃいますよ」

この時の患者さんの反応‘ニュートラル’な状態です。

この反応よりも、薄いもしくは濃いを目安にしてみてくださればよろしいかと思います。

是非お試しあれ、です。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。


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posted by さけいくら at 06:55 | Comment(0) | 患者説明・コミュニケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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