この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。
心よりお礼申し上げます。

→動画「CR治療」
前回までで、‘形態修正’が終わりました。
今回は、CR治療の最後の仕上げ、「研磨」です。
今まで、きれいに詰めたCRを「研磨」して、ピカピカにします。
せっかく頑張ってこれまでCR治療を行なってきても、最終的にザラザラしていれば、患者さんは下手と思ってしまいます。
なので、大事なステップです。
研磨する時に、使用するバーは?回転数は?研磨する時の圧力は?などに関して御説明していきたいと思います。
まず使用するのは、私の場合はこちらです。
<コンポマスター>

色々試してみたのですが、この‘コンポマスター’を使ってから、ずっとこちらを採用しています。
まず、ステップが簡便です。カーボランダムポイントの後にコンポマスターの2ステップできれいになります。
回転数は、私は最大で(当院のユニットの場合で)
少し圧をかけながら、数秒研磨するのみです。
また、コンポマスターにたどり着くまでに、色々試した中で、オッと思ったのは、‘茶色シリコンポイント’を注水下で研磨するときれいになることも気づきました。
コンポマスターをおいていない医院もあるかと思いますので、その場合は‘茶色シリコンポイントを注水下’を試してみて下さい。
注水下じゃないと、逆に汚れるので注意です。注水下でなるべくきれいな茶色シリコンポイントでの研磨をお願いします。
余談ですが、汚れていたらカーボランダムポイントに当てて回転させると、一層が削れてきれいになりますよ。
色々なものを使って研磨をすると思いますが、
コツは、研磨が終わった後、探針の先で、触ってみることです。
何回かやっていると
このツルツル具合なら大丈夫やまだ研磨が足りないなどがわかってくると思います。
因みに私はほぼ毎回、研磨後、探針で触ります。
そして、研磨具合・形・段差がないか・気泡が入ってないかなども確認します。
そして患者さんに聞こえるように
「うん、完ぺき!」
と言います。
「プロとアマチュアの違い」でも書きましたが、ちゃんと最後に‘手を挙げましょう’。
これでCR治療は終わり、次に患者さんに鏡で見せる段になるわけです。
実際には、治療時間は10分位としても、これまで今回で26記事書いてきました。
これだけの事を凝縮して行なっているわけです。
プロなら、きちんと‘手を挙げましょう’
参考→プロとアマチュアの違い1/2(思考編)
患者さんも、ドクターも、スタッフもハッピーです。
感じるプレッシャーは、乗り越えましょう。それが‘プロの舞台に立つ資格みたいなもの’というお話でしたね。→プロとアマチュアの違い2/2(思考編)
そして、鏡で患者さんにお見せすると患者さんは、
「わあ、きれいになってる。ありがとうございます。」
と言って、この先生凄いと‘チラ見’してくれます。→CR治療5「CR治療は患者さんに喜んでもらえる治療」
是非お試しあれです。
これにて、歯頸部CR治療は終了です。
<歯頚部CR治療終了>
お疲れ様でした。
次回‘歯頸部CR治療のまとめと最後の鏡での見せ方’を書きまして、次の章へいきます。
ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。
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