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2016年02月18日

虫歯の削り方2/10(虫歯の進行の仕方)

こんにちは、水道橋クリスタル歯科院長・歯科医師・歯学博士・大学病院保存科非常勤講師・インプラント学会専修医の小栗卓也です。

この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。

今回は動画もあります。是非ご覧くださいませ。
動画「虫歯除去」

早く正確に虫歯を削るためには‘虫歯の進行の仕方’を学ばねばなりません。

国家試験の勉強などでも、すでにご存知の先生方は多いかもしれませんが、

どういう風に虫歯が広がっているのかを知ると虫歯除去も早くなります

なので、今一度おさらいをさせていただこうと思います。

まず下の写真を見ていただければと思います。虫歯の断面図です。

<虫歯の断面図>

虫歯の断面図


専門用語ですが、‘う蝕円錐’という言葉があります。

それは下の写真のように、虫歯が円錐状に進行する様を示した言葉です。

<う蝕円錐>

う蝕円錐

このように虫歯は進行します。

虫歯菌は

歯の表層のエナメル質は硬い為、小さい穴から歯に侵入し、象牙質まで到達すると、象牙質は柔らかい為横に広がります。

虫歯は表面は小さい穴から侵入して、中で広がっているとお考えいただければとよろしいかと思います。

<虫歯は中で広がる>

虫歯は中で広がる

当然といえば当然ですが、歯科医師は、この事に留意して虫歯を取らなければなりません

さて、どんなバーを使用して虫歯を除去するべきでしょうか?

答えは‘ラウンドバー’ですね。

<ラウンドバー>

ラウンドバー

中で広がっている虫歯を取るのに最適な形状です。

<中で広がっている虫歯を取る際にラウンドバーが良い>

中で広がっている虫歯を取る際に最適

なぜ、ラウンドバーが都合が良いのか?についてもう少し追記したいと思います。

それは、形状もありますが、一番の理由は、虫歯を取る時の‘タービンやコントラハンドピースの動かし方’にあります。

虫歯は横に広がっているわけなので、タービンを傾けて除去しなければなりません。

<中で広がっているいる虫歯を取る際にタービンを傾ける>

タービンを傾ける

この際にラウンドバーでないと、余計なところを削ってしまうからです。

下の写真を見てみて下さい。矢印の箇所が余計なところです。

<ラウンドバー以外だと余計なところを削ってしまう可能性がある>

余計なところを削ってしまう可能性がある

長いバーを使用すると、隣接歯舌や頬を傷つけてしまうリスクも増えますね。

なので‘ラウンドバー’を使用するのです。

ただ、歯科医師の先生ならば、虫歯除去の際ほとんどの先生は‘ラウンドバー’を使用するかと思います。

では次回より詳しく、私の虫歯除去をお話していきますが、

ラウンドバーにも種類があります。

私は大きく分けて下の3種類のラウンドバーを使用します。

<小さいラウンドバー(タービン用)>

小さいラウンドバー(タービン用)

<大きいラウンドバー(コントラハンドピース用)>

大きいラウンドバー(コントラハンドピース用)

<小さいラウンドバー(コントラハンドピース用)>

小さいラウンドバー(コントラハンドピース用)

です。

これらのバーをどの順番で使用するでしょうか?

次回までにお考えいたいただけると面白いかもしれません。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

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posted by さけいくら at 10:50 | Comment(0) | 歯の削り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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