この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。
心よりお礼申し上げます。
前回の続きで、実際の麻酔ポジショニングの手技を御紹介していきます。
前回は、「右上」の部位に麻酔を打つ時のポジショニングについてでした。
今回は「左上の麻酔ポジショニング」についてまとめたいと思います。
‘左上前’と‘左上奥’と‘左上最奥’の3パターンについてまとめていきます。
ではいきます。
今回は動画もあります。是非ご覧くださいませ。
→動画「ポジショニング」
【左上前】
<カット面の向きに曲げる>
<人差し指と親指で口唇を引っ張り場を作る>
<中指を出し前歯に置き、レストとする>
<注射筒のレストを置く部分>
<左上前歯に麻酔注射する>
【左上奥】
<カット面の向きに曲げる>
<人差し指で場を作る>
<人差し指の第一関節をレストとする>
<注射筒のレストを置く部分>
<左上奥に麻酔注射する>
【左上最奥】
<カット面の向きに曲げる>
<ミラーで場を作る>
<ミラーの縁をレストとする>
<注射筒のレストを置く部分>
<ミラーを少し動かし注射する>
左上の麻酔ポジショニングについてまとめてみました。自分で書いていて思ったのですが、とてもいいですね。こういったことはあまり教科書には載っていないのではないかと思います。
とても「インターネット歯医者さん」らしい、と思いました。
是非、お試しあれです。
ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。
次回は左下の麻酔ポジショニングについてまとめたいと思います。
よろしくお願い致します。
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