この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。
心よりお礼申し上げます。
前回の続きです。前回は、
理事長先生から
「ボクシングの試合で判定になった時、アマチュアの試合とプロの試合では何が違うかな?」
と聞かれたところでした。
さて、何が違うでしょうか?
いつもは答えられなくて、理事長先生を困らせている私が
珍しくこの問いには一発で答えられまして、
「プロの選手は、試合が終わり、判定が出るまで両選手とも両手を挙げて自分が勝ったとアピールします」
と答えました。
すると理事長先生は大きな声で
「そう!それだよ!!それがプロの姿だよ!」
と言いました。そして自分で納得するかのように、こう言いました。
「両手を上げるんだ。それがプロの土俵に立つ資格みたいなものだよ。」
と。
そして下記の事を教えて下さいました。ここからは理事長先生談です。
理事長先生:「たとえば、患者さんが困って先生治して下さい。とくるよね。その時にウッと思っても、治療をはじめるからには、私に任せて下さいと言えなければならない。」
「だって君はプロなんだから。」
「そしてそれを実現するために、魂を燃やすんだ。背水の陣で臨むような、心意気で治療にも臨むんだ」
「それがプロだよ。」
とおっしゃっておりました。
そして、またいたずらっぽく
理事長:「でさ、あそこで型をとってる患者さんがいるでしょ。」
「型を外して、患者さんに見えるように型をマジマジ見るんだよ。そして、患者さんに聞こえるように」
「うん、完ぺき!って言ってきて」
と言われました。
ふん、ふん、と聞いていた私も「えっ?」として心がひりつくというか矢面に立つ時のような、あの感じになりました。
心の中では「うお〜これが両手を上げろって意味かあ」と思っていると。
理事長先生は「なに?あのインレー入らなさそうなの?」と聞いてきました。
私は「あ、いえ、入ると思います。」
理事長先生は「じゃあいきましょう!」と言い、
ブログ「素直であること」でも書きましたが、ここでやるかやらないかです。
私は「わかりました。」と言って、患者さんの元に向かいました。
インレーセットなど、別に自慢出来る処置ではありませんが、インレーセットを終えた後、その患者さんは私をプロとしてみているのがわかりました。
素直であったからもらえたギフトですね。
実は私は同じようなやりとりを教えているドクターにもしております。
皆プロの顔をして帰ってくるものですから面白いです。
是非お試しあれ、です。
ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。
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