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2015年10月20日

インレー形成20/22(側室形成2)



この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。

側室形成についての実際の削り方を御紹介します。

今回は動画もあります。是非ご覧くださいませ。メルマガ登録(無料・解除可能)するとパスワードが発行・返信され、保護中のページに入力すると見れるようになります。
動画「インレー形成」

二つあります。

上から削っていく方法横から削っていく方法です。

<上から削っていく方法>

上から削っていく方法

<横から削っていく方法>

横から削っていく方法

どちらでも良いと思います。

なんにせよ、タービンの動かし方は下の写真のようにします。

<タービンの動かし方>

タービンの動かし方は同じ

「咬合面形成」の辺縁隆線付近を削る時と同じです。

<咬合面形成の辺縁隆線付近>

咬合面形成の辺縁隆線付近を削る時と同じ

タービンヘッドは固定したまま、動かしていきます。

まず少しの段差が出来るまで削り、ミラーで見ます。

つまり‘あたり’をつけます。

<段差が出来るまで少し削る>

段差が出来るまで少し削る

ミラーで確認して、側室の太さ方向が合っているかを確認します。

<側室の太さ>

側室の太さを確認

<側室の方向>

側室の方向を確認

ミラーで確認出来ましたら、先ほどのタービンの動かし方をします。

<タービンの動かし方>

タービンの動かし方

この時に、側室が太くならないように、窩洞方向に力がかからないようにしましょう。

<窩洞方向に力をかけない>

窩洞方向に力をかけない

コツは、窩洞方向の面には、'接する’程度にしてタービンを動かすのです。

もしくは接することもさせなくても良いです。

後ほど最後に窩洞方向の面をきれいにします

まずは下の写真の動きで、所定の深さまで削ります

<タービンの動かし方>

タービンの動きは同じ

<所定の深さ>

所定の深さまで削る

まずはここまでやります。

ここからが大事でして、最後に面をきれいにする方法です。

それは、まず窩洞方向の面にインレー形成バーを当てながら動かします。

<窩洞方向の面にインレー形成バーを当てる>

窩洞方向の面にインレー形成バーを当てる

大事なのは、数回往復させるだけです。あまりやると側室が太くなってしまいます

そして面がきれいになったと思ったら、下の写真のようにしましょう。

<側室もフレアー形成のようにする>

側室もフレアー形成のようにする

側室もフレアー形成のようにします。

窩洞の面をきれいにする場合は、

くれぐれも何回も往復させないようにした方が良いです。何回も往復させると太くなってしまいます。

こうすることにより、最初は下の写真の面をきれいにして、

1.<窩洞方向の面をきれいにする>

窩洞方向の面をきれいにする

そしてそこからフレアー形成することにより、下の写真の面をきれいにすることになります。

2.<フレアー形成>

フレアー形成

これでタービンヘッドを動かさなければ、きれいな側室形成が出来ると思います。

次回は「窩縁斜面の付与」について書いていきます。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

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posted by さけいくら at 11:29 | Comment(0) | インレー形成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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