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2015年05月19日

歯周病4/7(なんで骨がなくなるの?2)

こんにちは、水道橋クリスタル歯科院長・歯科医師・歯学博士・大学病院保存科非常勤講師・インプラント学会専修医の小栗卓也です。

この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。

前回は、歯周病で骨がなくなるのは

破骨細胞>骨芽細胞

<破骨細胞と骨芽細胞>

破骨細胞と骨芽細胞

となっているからだというお話をしました。他にも‘恒常性’‘リモデリング’などの専門的なお話もしましたね。

そして今回より、「なぜ破骨細胞が増えてしまうのか」というのを書いていきたいと思います。

「なぜ、破骨細胞が増えてしまうのか」それは、‘炎症’が起こることからはじまります。

<炎症の断面図>

炎症の断面図

歯周病というのは、歯肉炎と歯周炎の総称ですが、〜炎というのは炎症が起こっていることを意味します。

<歯肉炎断面図>

歯肉炎断面図


では、なぜ炎症が起こるのかといいますとそれは‘歯周病菌’のせいです。

お口の中には、少し専門的になりますが

下記のような歯周病菌と呼ばれるばい菌が元々存在します。

<引用>
歯周病の発症は歯周病原菌の感染によって起こります。 口腔内には300〜400種類の細菌が存在していますが、その中でとくに歯周病原菌となる特異な最近は、アクチノバチルス・アクチノマイセテムコミタンス(A.A菌)、プロフィロモナス・ジンジバリス(P.G菌)、プレボテーラ・インテルメディア(P.I菌)、スピロヘータなどがあります。

細菌の名前などは覚えなくても構いません。

その細菌は歯磨きで取りきれなかったよごれを食べて‘毒素’を出すとだけ覚えていただければ幸いです。もう少し覚えていただければ、これらの細菌は‘嫌気性桿菌’という種類です。

<歯周病菌は毒素を出す>

歯周病菌は毒素を出す

体に毒素が入ってきた場合、人間の体は何が起こるかといいますと‘免疫反応’が起こります。

<免疫反応イメージ>

免疫反応イメージ

免疫反応の最初に起こるのが‘炎症’です。

<炎症の五大徴候>

炎症の五大徴候

ここで少しまとめます。

食べ物を食べる

歯磨きをする

取りきれない汚れが残ったままになる

その汚れを歯周病菌が食べて毒素を出す

体は毒素にたいして免疫反応の最初の段階である‘炎症’を起こす。

そして、炎症からさらに免疫反応が進んでいくと最終的に破骨細胞が増えて、骨芽細胞=破骨細胞という‘恒常性’が崩れ破骨細胞>骨芽細胞となり

<骨芽細胞や破骨細胞と免疫>

骨芽細胞や破骨細胞と免疫

結果、歯を支える顎の骨が減っていく歯周病となる

わけです。

ここで、炎症って何?なんで免疫反応が起こると破骨細胞が増えるの?

ということがわからなかったかと思います。

次回より上記の疑問にお答えしていきます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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posted by さけいくら at 17:37 | Comment(0) | 歯周病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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