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2014年10月15日

麻酔抜髄7/10(根管形成2)

こんにちは、水道橋クリスタル歯科院長・歯科医師・歯学博士・大学病院保存科非常勤講師・インプラント学会専修医の小栗卓也です。

この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。

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動画:インターネット歯医者さん〜実践編〜目次「患者さん」参照


前回の続きで「根管形成2」です。前回は大まかに歯の神経を取るところまで進みました。

今回は、根管長測定器をつけて、そこから精密に根管形成をしていきます。

<根管長測定器>

根管長測定器

私は、No.15からはじめます。理由はいきなり横着して、大きい号数でも良いのですが、色々やってきまして、やはり基本通りNo15(もっと細くても良い)で全ての根管は一度根尖まで通しておくと、その後の拡大がやりやすいと気付いたからです。

さて、No.15が通らない時はありませんでしょうか?

その時は一度引き抜いてから、もう一度入れて下さい。入るようになります。

そしてここが重要なところですが、引き抜く方向は、外側に押し付けるように引き抜きます。

<矢印の方向に押し付けながらファイルを引き抜く>

矢印の方向に押し付けながらファイルを引き抜く

根管孔明示もそうですが、根管形成も下図のように根管がなるべくまっすぐになるように形を作ります。

ファイルを引き抜く際に矢印の方向に押し付けながら引き抜き、下図の青い部分を削ることで、スムーズな根管形態を作ります。

<ファイリング断面図>

ファイリング断面図

ファイリング捜査は、教科書通りファイルを回転させるのは3分の1から4分の1回転にとどめて、進めていきます。

<3分の1から4分の1回転>

3分の1から4分の1回転

では皆様に質問です。
根管は上から形成する?下から形成する?です。

答えは両方です。

ただ、上から形成するという概念がない先生方も多く、その場合は上から形成するという事もありと思っていただいた方が良いと思います。

なぜなら、臨床では両方使う為です。

私のやり方を御紹介します。

まずいけるところまでファイルは入れます。

抵抗を感じたら、そこで3分の1から4分の1ファイルを回転させ、外側に押し付けるように引き抜きます。

そして、引き抜いた後、また同じくNo.15ファイルを入れます。そして抵抗を感じたら、同じようにファイルを少し回転させ、外側に押し付けるようにファイルを引き抜きます。

上記は上から形成しているんですね。

そして根尖から1ミリ手前までいきましたら、そこから抵抗がなくなるまでは、同じ号数で根尖まで入れてから引き抜きます。

これは、下から形成してるんですね。また、抵抗がなくなるまでというのが大事です。

例えば、No.15でやっとファイルか入る状態でNo.20に号数をあげてもなかなか入りません。

ですので、次の号数にあげる(太くする)際には、今の号数で抵抗なく根尖まで器具が入るところまでやると良いです。

そして同じ事を繰り返し、私は大臼歯で最低30号位、前歯で40から50号位まで拡大します。

No.15号でしっかりと根管形成が済めば、あとは途端に楽になります。焦らず、No.15を極めていただければと思います。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。



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posted by さけいくら at 00:45 | Comment(0) | 麻酔抜髄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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