この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。
心よりお礼申し上げます。
→動画:「支台歯形成」
前回まで、隣接スライスカット、クリアランスの確保をやってきました。
今回は軸面形成です。
まず第一に軸面形成の目的は、全周にわたって、
1.アンダーカットをなくすこと
2.全ての面を移行的にすること
が目的です。
そして、患者さんにとって上手さを伝えるのは、形成スピードと
‘血が出ない’ということです。
私達は模型をみて上手く削れたかなど確認をしますし、形成模型をみて、うわぁこの先生上手いなあなどと感じますが、
患者さんは、うがいの時、血が出てたら、
この先生、下手と思いますからね💧
少なくとも私は、歯医者じゃなかった頃、歯科に受診している時は思っていました。
どうしてもアンダーカットをなくそうとして、歯肉縁下にバーを入れたくなりますが、やるのは最後の一瞬だけです。最初から歯肉縁下をせめるのは極力やめたほうがいいと思います。
そうしない為のテクニックもお伝えします。
また、もう一つ考えていただきたいことは、
キレイに形成する事と患者さんの満足度、どちらが大事でしょうか?
こちらも見誤ってはいけない、大事な事だと思います。
臨床的には歯肉縁下0.5mmまで被せ物が入れば、いいのです。
被せ物の中がもしも凸凹していたとしても、きちんとマージンまで入れば、凸凹はグルーブと言えなくもないわけで、維持部が増えるとも言えます。
だから優先順位を間違えないようにしましょう。
きれいな支台歯模型を患者さんに見せるならば、まあ意味はあるかもしれませんが、くれぐれも自己満足に陥らないようにして欲しいと思います。
患者さんの満足度が第一だからです。
なにも、医療者側がこだわりを捨てて、患者さんに傾合せよと言っているわけではなく、患者さん自身が身体を預け、治療されるわけなので、当たり前の話です。
医療者側の満足が、患者さんの満足よりも上にきてはいけないですよね。
ただ、形成はつい歯科医師がこだわり過ぎてしまう項目でもあるので、つい優先順位のお話をしましたが、
こだわることで良いこともあります。
きれいな形成面は同業者から、特にスタッフから信頼されます。
私達歯科医師にとって、アシスタントに「いい治療の手伝いをしているんだ」と思ってもらう事はとても大事です。(「大義名分を作ろう」参照)
スタッフのモチベーションも全く変わってきます。すなわちそれは医院の雰囲気、そしてそれは患者さんへ伝わることになります。
ですので、きれいな形成面の作り方ももちろん大切でありまして、それらを次回よりお伝えしようと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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