この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。
心よりお礼申し上げます。
プレミアムファイルvo.1、vo.2、に続いて、
プレミアムファイルvo.3「麻酔抜髄」も本日9月12日(火)夜11時頃から公開致します。
プレミアムファイルvo.1「治療計画の立て方」(現在公開中)
プレミアムファイルvo.2「CR治療」(現在公開中)
プレミアムファイルvo.3「麻酔抜髄」(H29年9月12日午後11時頃より公開)
こちらは、H29年2月25日、26日に行なったセミナーのまとめ資料に、セミナー終了後に作成した私のデモンストレーション動画が付録されたものになります。
<麻酔抜髄セミナー>
インターネット歯医者さんのセミナーの特徴として、
資料を作り込む傾向にあります。
それは、私は基本的に自分に自信がないため、いつもセミナーが受講生の皆様に満足してもらえる為には、どうすれば良いか、
さらに、
どうすれば良いか、と何度も自問しながら資料を作ります。
そうこうしているうちに、89ページにも及ぶ大作となったのが、この「麻酔抜髄」セミナーです。
今までも何度もセミナーを行なっていますが、資料のページ数としては、この「麻酔抜髄」が一番多いです。
実際には、資料を作りながら、「まだ足りない・・まだ終わらない・・」とヘロヘロになりながら資料を作っていたのを思い出します。
そして、自分は麻酔抜髄をする時にこんなにもたくさんの事を気をつけたり、考えながら処置を行っていたのだという気付きもありました。
それもそのはず、麻酔抜髄とは歯の中に入っている神経を除去する処置でありますが、
歯をみても神経がどこにあるかわかりませんね。
<神経がどこにあるか見えない>
そして、見えないからこそ、様々な事を考えなければならないという事です。
<見えないからこそ、考える>
なぜなら、麻酔抜髄とはとても危険な処置でもあります。
つまり見えないからこそ事故も起こりやすいというわけです。
そして歯の中身の処置になりますので、失敗は歯の寿命に影響します。
あらぬ方向に削っていき、歯に穴をあけてしまった(パーフォレーション)となれば、教科書的には抜歯となります。
その抜歯は誰のせいでしょうか。
ということになるのです。
さらに、麻酔抜髄を行なう時というのは、急に歯が痛くなったと新患、急患の場合が多いですね。
予約患者さんの合間に対処することが多く、時間に、限りがある場合がほとんどです。
しかし痛がっている患者さんを放っておく事は医療者として出来ませんよね。
そして、きちんとした「麻酔抜髄」処置の後、痛みがなくなれば患者さんから必ず感謝されます。
それはなぜでしょうか?
それは患者さんからすると、先生が忙しい最中も治療してくれて、昨日まで夜眠れないくらい痛かったのに、今はなんともない。今日はぐっすり寝れた。
それは、まごう事なく、この「麻酔抜髄」を行なったおかげだからだ、となるからです。
<患者さんが喜ぶ>
私は、この「麻酔抜髄」という処置がなんといいますか、‘車の運転’に似ているように思います。
良い面(ベネフィット)もあれば、悪い面(リスク)もあるという点です。
さて、
車の運転をするのに、保険に入らない人はいるでしょうか?
いませんよね。
その保険になればと思いこのプレミアムファイルvo.3「麻酔抜髄」を作りました。
題して「道筋とリスク回避を考慮した麻酔抜髄」です。
おそらく、医療者側の保険に入っていても、レントゲンがあり、麻酔抜髄のあと抜歯になれば、誰も助けてくれません。あなたのせいですよとなります。
実際に保険算定でも歯髄炎の病名の後に抜歯は認められませんね。
そんな、見えない難しい処置であるにもかかわらず、急患で時間も急いでやらないといけない、でも患者さんが苦しんでいるのに、医療者としてやらないわけにはいかない。
それが「麻酔抜髄」という処置です。
歯科医師でなくても想像してみていただければと思います。
下の写真の状態から、神経を除去しなければならず、その精度の範囲は±1ミリと思っていただいて良いでしょう。
<麻酔抜髄前の歯>
1ミリ間違って削れば、医療事故となる。
狭いお口の中でその行為を全責任を負いながら、限られた時間でやらなければいけない、しかも医療者が入る保険ですら助けてくれないという状況です。
普通に考えて、、
出来ますでしょうか?
私の経験から行って、歯科医師ですし、医療者なのでやりますが、
初めは寿命が縮まるかと思いながら行なっていました。
しかし、
今はそんなところまでは思いません。
なぜなら、このプレミアムファイルに書いてある、
‘道筋’と‘リスク回避’を経験的に知っているからです。
どうかこのプレミアムファイルvo.3「麻酔抜髄」を多くの麻酔抜髄に不安をお持ちの歯科医師の先生方に会得していただきたい。
その一心で作りました。89ページもの大作になったのもそのためです。
正直長いですが、、
ファイルでは系統だてて、麻酔抜髄の全ての処置に対して書かせていただいております。
セミナーでも分かり易いと御好評頂きました。→麻酔抜髄セミナーの感想
是非、お試しあれと思います。
→プレミアムファイルvo.3「麻酔抜髄」
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