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2017年09月20日

プレミアムファイルvo.4とvo.5の紹介記事1/4「私の形成(プライド)」

こんにちは、水道橋クリスタル歯科院長・歯科医師・歯学博士・大学病院保存科非常勤講師・インプラント学会専修医の小栗卓也です。

この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。

プレミアムファイルvo.4「インレー形成・ポジョニング」vo.5「支台歯形成・前装冠形成・ジャケット冠形成」が完成しました。

<vo.5支台歯形成より抜粋>

IMG_0644.JPG

しかしまだ公開されておりません

その前に営業記事といいますか、これから4つの記事を書かせていただこうと思います。

といいますのも、この「形成」については、私はとても思い入れがあるからです。

おそらく一般的な歯科医師よりもだと思います。

それはなぜか?と申しますと私が“左利き”であったからです。

<左利き>

download.jpg

形成を行なうタービンは右利き用に出来ておりますので、左利きの私はとても苦労しました

<歯科ユニットは右利き用に出来ている>

download.jpg

詳しくは少し恥ずかしいですが、以前書きましたブログ記事「左利き歯医者」をご覧いただけると嬉しいです。→ブログ記事「左利き歯医者」

形成は歯科医師であれば、おそらく誰でも上手くなりたいと感じているのではないでしょうか?

そして、形成の上手い先生は他の歯科医師からも一目置かれる事になります。

実際に私は形成が下手であった時、他の歯科医師からバカにされていたと思います。

臨床では、基本要件を満たせば技工士さんが上手く作ってくれますので、大抵はインレーや被せ物は入ります。

なので、臨床的にというよりも、この形成に関しては、自分の歯科医師としてのプライドに関わってくるのです。

<プライド>

download.png

はじめに削るのは右手で行わなければならないという事を知った歯学生の時、歯科医師を目指すのを辞めようかと思いました

なぜなら、ずっと利き手と反対で形成を行わなければならない自分は、一般よりも劣った歯科医師にしかなれないのではないかと思ったからです。

本当に何度思ったかわかりません

本当に何度練習しても人並み以下でありました

一年目の研修医の時は、寝ないで練習を続けていたのにも関わらず、出来るようにならずクビになりました。→ブログ記事:「貧乏だった頃」

でも歯科医師自体を辞めるわけにはいかないです。本当にプライドとの戦いでありました。

形成が下手であった理由は、先にお話したように私が‘左利き’だからですね。

歯科ユニットは右利き用にしか出来ていないので、私はいつも利き手と反対で形成をしなければならなかったのです。


それから月日が経ち、今回皆様にこの「形成」を教えるようなプレミアムファイルを作成したわけですが、

私のような者が僭越ながらとも思いますし、

とうとうここまで来たかと感慨深くも思っています。

その苦労と言ったら、とても一言では言い表せないのです。

「プレミアムファイルが出来ましたー。皆様みて下さいねー」では気持ちが収まらないです。

もし、えーそんなに?

とお思いの方がいらっしゃいましたら、1日左手で診療してみると良いかと思います。

想像するだけでも良いですが、大変そうときっと思っていただけると思います。

私の経験から、最初はパフォーマンスが10分の一くらいになると言って良いです。

形成において、私が一番上手いとは言いませんが、一番くらいには練習したのではないかと思っております。

<沢山練習した>

IMG_4030.JPG

その練習で削った数といいましたら、

私は研修医の時に大学病院の口腔外科にいましたので、当直の際など夜な夜な抜去歯で練習していましたが、

一年間の研修が終わる頃には、保存してある抜去歯がなくなりそうな勢いで、来年の研修医でも使うので自制するようにと言われたくらいでした。

大学病院の口腔外科の抜去歯がなくなりそうというと相当な数と御想像していただければと思います。

私の周りにそんな話をしますと、「え?そんなことしたの?」といった感じです。

なんか損している気分になりますがたくさん練習してきたから気づく・見える・わかる事もあるのです。

実際に今はそんな友人よりも私の形成の方が早く・上手かったりします

たくさん削っているうちに

このように練習するとお口の中で実際やるのと同じ感じだ!

このように削ると早いぞ!

このように削ると面がきれいになる!

などたくさんの気付きがあるわけです。

それらを凝縮したのが、このプレミアムファイルvo.4「インレー治療・ポジショニング」、vo.5「支台歯形成・前装冠形成・ジャケット冠形成」となります。

本当に私事で恐縮ではありますが、

是非、皆様にお伝えしたい

次回より、さらに今回の珠玉のプレミアムファイルの内容をご紹介していきます。

✳︎プレミアムファイルvo.4「インレー治療・ポジショニング」、プレミアムファイル「支台歯形成・前装冠形成・ジャケット冠形成」を手に入れるには、メルマガ登録が必要になります。

プレミアムファイルvo.5「支台歯形成・前装冠形成・ジャケット冠形成」より抜粋

<支台歯形成>

IMG_0644.JPG

<前装冠形成>

IMG_0692.JPG

<ジャケット冠形成>

IMG_0715.JPG


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posted by さけいくら at 07:53 | Comment(0) | プレミアムファイルvo4・vo.5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月12日

プレミアムファイルvo.3「麻酔抜髄」も本日、復活します!

こんにちは、水道橋クリスタル歯科院長・歯科医師・歯学博士・大学病院保存科非常勤講師・インプラント学会専修医の小栗卓也です。

この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。

プレミアムファイルvo.1vo.2、に続いて、

プレミアムファイルvo.3「麻酔抜髄」も本日9月12日(火)夜11時頃から公開致します

プレミアムファイルvo.1「治療計画の立て方」(現在公開中)

プレミアムファイルvo.2「CR治療」(現在公開中)

プレミアムファイルvo.3「麻酔抜髄」(H29年9月12日午後11時頃より公開)

こちらは、H29年2月25日、26日に行なったセミナーのまとめ資料に、セミナー終了後に作成した私のデモンストレーション動画が付録されたものになります。

<麻酔抜髄セミナー>

IMG_7823.JPG

インターネット歯医者さんのセミナーの特徴として

資料を作り込む傾向にあります。

それは、私は基本的に自分に自信がないため、いつもセミナーが受講生の皆様に満足してもらえる為には、どうすれば良いか、

さらに、

どうすれば良いか、と何度も自問しながら資料を作ります

そうこうしているうちに、89ページにも及ぶ大作となったのが、この「麻酔抜髄」セミナーです。

今までも何度もセミナーを行なっていますが、資料のページ数としては、この「麻酔抜髄」が一番多いです。

実際には、資料を作りながら、「まだ足りない・・まだ終わらない・・」とヘロヘロになりながら資料を作っていたのを思い出します。

そして、自分は麻酔抜髄をする時にこんなにもたくさんの事を気をつけたり考えながら処置を行っていたのだという気付きもありました。

それもそのはず、麻酔抜髄とは歯の中に入っている神経を除去する処置でありますが、

歯をみても神経がどこにあるかわかりませんね。

<神経がどこにあるか見えない>

images.jpg

そして、見えないからこそ、様々な事を考えなければならないという事です。

<見えないからこそ、考える>

images.jpg

なぜなら、麻酔抜髄とはとても危険な処置でもあります。

つまり見えないからこそ事故も起こりやすいというわけです。

そして歯の中身の処置になりますので、失敗は歯の寿命に影響します。

あらぬ方向に削っていき、歯に穴をあけてしまった(パーフォレーション)となれば、教科書的には抜歯となります。

その抜歯は誰のせいでしょうか

ということになるのです。

さらに、麻酔抜髄を行なう時というのは、急に歯が痛くなったと新患、急患の場合が多いですね。

予約患者さんの合間に対処することが多く、時間に、限りがある場合がほとんどです。

しかし痛がっている患者さんを放っておく事は医療者として出来ませんよね。

そして、きちんとした「麻酔抜髄」処置の後痛みがなくなれば患者さんから必ず感謝されます。

それはなぜでしょうか?

それは患者さんからすると、先生が忙しい最中も治療してくれて、昨日まで夜眠れないくらい痛かったのに、今はなんともない。今日はぐっすり寝れた。

それは、まごう事なく、この「麻酔抜髄」を行なったおかげだからだ、となるからです。

<患者さんが喜ぶ>

doctors_people.png

私は、この「麻酔抜髄」という処置がなんといいますか、‘車の運転’に似ているように思います。

良い面(ベネフィット)もあれば、悪い面(リスク)もあるという点です。

さて、

車の運転をするのに、保険に入らない人はいるでしょうか?

いませんよね。

その保険になればと思いこのプレミアムファイルvo.3「麻酔抜髄」を作りました

題して「道筋とリスク回避を考慮した麻酔抜髄」です。


おそらく、医療者側の保険に入っていても、レントゲンがあり、麻酔抜髄のあと抜歯になれば、誰も助けてくれませんあなたのせいですよとなります。

実際に保険算定でも歯髄炎の病名の後に抜歯は認められませんね。

そんな、見えない難しい処置であるにもかかわらず、急患で時間も急いでやらないといけない、でも患者さんが苦しんでいるのに、医療者としてやらないわけにはいかない

それが「麻酔抜髄」という処置です。

歯科医師でなくても想像してみていただければと思います

下の写真の状態から、神経を除去しなければならず、その精度の範囲は±1ミリと思っていただいて良いでしょう。

<麻酔抜髄前の歯>

img_0.jpg

1ミリ間違って削れば、医療事故となる

狭いお口の中でその行為を全責任を負いながら、限られた時間でやらなければいけない、しかも医療者が入る保険ですら助けてくれないという状況です

普通に考えて、、

出来ますでしょうか?

私の経験から行って、歯科医師ですし、医療者なのでやりますが、

初めは寿命が縮まるかと思いながら行なっていました

しかし、

今はそんなところまでは思いません

なぜなら、このプレミアムファイルに書いてある、

‘道筋’‘リスク回避’経験的に知っているからです。

どうかこのプレミアムファイルvo.3「麻酔抜髄」を多くの麻酔抜髄に不安をお持ちの歯科医師の先生方に会得していただきたい

その一心で作りました。89ページもの大作になったのもそのためです。

正直長いですが、、

ファイルでは系統だてて麻酔抜髄の全ての処置に対して書かせていただいております。

セミナーでも分かり易いと御好評頂きました。→麻酔抜髄セミナーの感想

是非、お試しあれと思います。

プレミアムファイルvo.3「麻酔抜髄」

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posted by さけいくら at 10:51 | Comment(0) | プレミアムファイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月09日

感染根管治療3「根管充填材、なぜその材料を使うのか?」

こんにちは、水道橋クリスタル歯科院長・歯科医師・歯学博士・大学病院保存科非常勤講師・インプラント学会専修医の小栗卓也です。

この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。

感染根管治療の動画はこちら

感染根管治療の一番の最初の難関は、

‘根管充填材の除去’

かと思います。

<根管充填>

images.jpg

前回、なぜ根管充填をしなければならないかと、根管充填材には、‘ガッターパーチャポイント’‘シーラー’という材料を使用する事を書きました。→前回

では、

なぜその材料を使うのか?

というのが今回のブログの趣旨でございます。

あまり専門的になり過ぎないように説明したいと思います。

まず、ガーターパーチャポイントシーラーというのはどんなものかといいますと下の写真のものとなります。

<ガッターパーチャポイント>

download.jpg



<「キャナルス」シーラー>

01.jpg

では、

ガッターパーチャポイントとはなに?

シーラーとはなに?

というのが今回のブログ記事です。

ガッタパーチャポイントの成分はゴム酸化亜鉛です。

そして、今回は頻繁に使われているであろう「キャナルス」というシーラー製品を例にしますとシーラーの成分とは酸化亜鉛ユージノールです。

他にも入っていますが、主成分としては上記となります。

商品材質→ガッタパーチャポイントの成分 | OneDental

キャナルスシーラーの成分

なんでこの材料を使用するかと申しますと、色々理由がありますが、

最大の理由は、酸化亜鉛ユージノールが歯質とくっつく性質(歯質接着性)があるからだと、私は思っております。→酸化亜鉛ユージノールセメントの特徴 | OneDental

ガータパーチャポイントは強度を与える為でしょう。

あえて、強調した言い方をしますと、

酸化亜鉛ユージノールに

‘歯質接着性があるおかげ’で、

前回のブログでお話ししました‘死腔’本当の意味でなくす事ができるのです。

本当の意味と申しましたのは、パッと見隙間がないように見えても、細菌はとても小さいので、ばい菌からすると隙間だらけという事があるからです。

<死腔をなくし、ばい菌の侵入を防ぐ>

images.jpg

<でもパッと見隙間がなくても、ばい菌からすると隙間だらけかも?>

IMG_1300.JPG


ばい菌の大きさは、0.5〜100ミクロン(1ミクロンは1000分の1ミリ)なので、歯質と接着していない限り、入っていってしまう可能性があるわけですね。

時々シーラーの代わりにビタペックスを代用する先生もおりますがビタペックスは歯質接着性がないので、感染予防としてどうかな?とは感じます

<ビタペックスには、歯質接着性はない>

download.jpg

また、カルシペックスなど、根管内に留まる貼薬を使った場合は、それらは根管充填の前には全部とっておかないと残っている部分は、歯質と接着しないということになります。

<根管内に薬が残っていると、シーラーが歯面に接しないので、接着しない>

IMG_1299.JPG

これらの事を知ると、根管治療も感染根管治療の最後に行なう‘根管充填’操作も変わってくると思いますので是非お試しあれ、です。

そして、シーラーに含まれる酸化亜鉛ユージノールの歯質接着性が根管充填後の感染予防に重要だと思うという記事を今回書きましたが、

感染根管治療の手技の一つである、根管充填材の除去を難しくしているのも、この歯質接着性であります。

次回より、いよいよ根管充填材の除去の仕方について順々にお話していきます。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。



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posted by さけいくら at 11:05 | Comment(0) | 感染根管治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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