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2017年08月26日

感染根管治療2「根管充填はなぜするのか」

こんにちは、水道橋クリスタル歯科院長・歯科医師・歯学博士・大学病院保存科非常勤講師・インプラント学会専修医の小栗卓也です。

この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。

感染根管治療の動画はこちら

今回より、感染根管治療の目玉である根管充填材、略して根管充填材の除去について書いていきますが、

まずは、

そもそも根管充填とはなんなのか?というのが今回のブログとなります。

よろしくお願い致します。

虫歯が進んで神経に達してしまった場合は、神経をとる治療が必要となることがあります。

その事を抜髄というのでした。詳しくは、ブログ記事の麻酔抜髄の章をご覧くだされば嬉しく思います。→ブログ記事:「麻酔抜髄」

神経の元々入っている部屋を髄腔といいます。

<歯の中に髄腔という部屋があり、神経が入っている>

download.jpg

さて、神経の入っている部屋(髄腔)から、神経をとると部屋の中は空になります。

<神経をとる(抜髄)と空になる>

images.jpg

空のままにしておくとどうなるかといいますと、

ばい菌が溜まって膿んでしまうのです。

<歯根が膿んでしまう>

images.jpg

えー?そうなの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

身体の中に空洞(空の部分)がある事を医学的に‘死腔’と呼びます。

‘死腔’という怖い呼び名の通り、死腔があるとそこがばい菌が溜まる温床となってしまい、

感染(ばい菌がどんどん増殖する事)して、腐ってしまいます

お医者さん達は、縫合一つとっても、この死腔(身体の中にある空洞)が出来ないように、出来ないようにと考えながら、医療行為を行ないます。

この神経をとった後の、空の髄腔も空洞ですから、医学的に死腔にあたります

<空の髄腔は死腔に当たる>

images - コピー.jpg

ですから、歯科では、空洞を無くす為に、防腐剤を空の髄腔に詰める(根管充填)というのをするのです。

<根管充填>

images.jpg

上の写真をみていただくと、空洞がないことがお分かりになるかと思います。

死腔をなくす為に根管充填を行なうというわけです。

では、防腐剤にはどんな材料を使うでしょうか?

それは、ガッタパーチャポイントシーラーと呼ばれるものです。

<ガッターパーチャポイント>

download.jpg

<シーラー>

download.jpg


たとえば、これらのことはセカンドドクターの先生にお聞きすると大抵の先生は答えられます

根管充填という手技は、

シーラーを練って、ガッターパーチャポイントというゴムにつけて、根管に充填していくわけです。

<根管充填>

download.jpg


しかし、私が「なんでその材料を使うの?」

と聞くと、大抵の方が答えられません

それは無理からぬことでもあるので、否定はしません。私たちが、なんでテレビが映るのか?メールはなんで送れるのか?ということが少なくとも私はわからないように、世の中で使っていても細かいところまでは知らないということはあります。

ただ、知らないことは罪ではなく、否定はしないのですが、学んでみても面白いかもしれません。

そしてその学びが診療の役に立つかもしれませんね。

実は私はそのことを学んでから、根管治療に対する考え方も変わりました

そもそもガッターパーチャポイントとは、シーラーとはなんでしょう?

という事を次回書いていきたいと思います。

よろしくお願い致します。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

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posted by さけいくら at 14:43 | Comment(0) | 感染根管治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月11日

H29年7月29日・30日に第七回公開セミナー「支台歯形成・前装冠形成・ジャケット冠形成」を行いました。

こんにちは、水道橋クリスタル歯科院長・歯科医師・歯学博士・大学病院保存科非常勤講師・インプラント学会専修医の小栗卓也です。

この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。

7月29日(土)、30日(日)に第七回公開セミナー「支台歯形成・前装冠形成・ジャケット冠形成」を開きました。

<セミナー風景1>

IMG_1015.JPG

誠にありがたい事に両日とも満席となり、私自身も皆様に喜んでいただけるか緊張しましたが、両日共に皆様に喜んでいただけたようでホッとしております。

受講された先生方からの貴重なセミナー感想インターネット歯医者さん〜実践編〜に掲載してありますので、是非見ていただけると嬉しいです。

私の宝であります。→セミナー感想

毎度のことですが、セミナー用資料は大量となりまして、84ページ・動画29個になります。

総量としては今までで、一番多いのではないかとおもいます。

やはり3種類の形成について書きましたし、形成なので、口で言った方が早いかと思うことも全て細かく資料に書きました。

3種類の形成とは、

・支台歯形成(FCK)

<支台歯形成:セミナー資料より引用>

IMG_0644.JPG

・前装冠形成(HR)

<前装冠形成:セミナー資料より引用>

IMG_0692.JPG

・ジャケット冠形成(セラミック冠、HJK、ジルコニア冠)

<ジャケット冠形成:セミナー資料より引用>

IMG_0715.JPG

の3種類となります。

およそ、歯科の形成はこれらのうちどれかとなるかと思います。

インターネット歯医者さんのセミナーコンセプトは、

‘その日に腕が上がるように、明日から使えるように’

なので、

全部盛り込みました。

やはり歯科医師としては、おそらくどなたでも形成が上手くなりたいと思うものではないでしょうか?

実は私はとても苦労しました左利きであったからです。→「左利き歯医者」

タービンは右利き用しかないため、私は利き手と反対で形成を行わなければなりません

しかしセミナーにご参加くださったことがある先生、または実践動画をご覧下さった先生方はご存知かと思いますが、

私のタービンの動きは、速く正確です。→形成実践編

誰も私が利き手と反対で行なっている事を気付く人はいませんし、

今では、タービンの最初と最後の位置を一度インプットすればほとんど見ないでも形成できますし、補綴物もバシッと入ります

形成自体技工士さんからも褒められることもあります。

ではどのように形成しているのか?どのように練習したのか?ということを今回のセミナーにてお伝えさせて頂きました。

<セミナー風景2>

IMG_1024.JPG

そして全ての受講生の皆様がこの3種類の形成を完了させ、セミナーを終了する事が出来ました。

皆様お疲れ様でした。

「えー、セミナーなんてやってたの?」と思われる皆様へ、

セミナー情報や募集要項は、メルマガ会員様に先行配信しております。

最近は、メルマガ先行配信の時点でセミナー席が満席になってしまいますので、御興味のある方は、メルマガ登録をいただけると嬉しいです。→メルマガ登録

他、求人情報や動画を全て観る事が出来るパスワードの発行、ブログの更新情報、ブログへの私の感想裏話など、メルマガでしか得られない情報もありますので、自分のことなので僭越ではありますが、是非是非おすすめであります。

次のセミナーも予定しております。皆様にお会いできる日を楽しみにしております

ここまでお読み頂き誠にありがとうござしました。



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posted by さけいくら at 12:49 | Comment(0) | セミナー情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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