この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。
心よりお礼申し上げます。
患者説明・コミュニケーションの章もずいぶん書いてきまして、内容も多岐に渡りますし、途中途中にイベント紹介記事や思考編なども挟んだ関係で、わかりづらくなった面もあるかと思います。
また、患者説明・コミュニケーションも前回欠損補綴の説明についてが終わり、ひと段落つきましたので、
今回“まとめ”の記事を更新しまして、一旦患者説明・コミュニケーションの章を終わろうと思います。
では、患者説明・コミュニケーションの“まとめ”よろしくお願い致します。
まずは、コミュニケーションの基本“聞き方”についてブログ記事を書くところから始まりました。
<聞き方>
→患者説明・コミュニケーション1(聞き方)
そして、ここから患者説明・コミュニケーションの“総論”となります。
<総論>
患者説明・コミュニケーション2「前提として、‘相手は鏡である’と考える」
患者説明・コミュニケーション3「最適な声のトーンを考える」
患者説明・コミュニケーション4「必ず視覚効果を入れる」
そして、患者さんに一生懸命伝えても、伝わっていなかったら、元も子もありませんね。
そんなことないと思われるかもしれませんが、患者説明ではよく起こることなのです。
なぜでしょうか?というところから、私の造語ですが、“フリーズ時間”について書かせていただきました。
<フリーズ時間>
患者説明・コミュニケーション5「伝えたのに伝わってない。どうしてか?」
患者説明・コミュニケーション6「“フリーズ時間”が患者さんに起こっている時に大事な話をしても伝わらない」
患者説明・コミュニケーション7「話し方、話す順番の概要。フリーズ時間が発生したら、希望の言葉で戻す」
患者説明・コミュニケーション8「フリーズ時間が発生したとどうしてわかるのでしょうか?」
そして、ここから総論のまとめとして、「コミュニケーションを科学する」と題して、今まで学んだことを“因果関係”に照らしながら、患者説明をすることの重要性をお話しさせていただきました。
<コミュニケーションを科学する>
患者説明・コミュニケーション9「コミュニケーションを科学する1/2」
患者説明・コミュニケーション10「コミュニケーションを科学する2/2」
次に、より実践的な内容としての“各論”に入ります。
<各論>
麻酔抜髄、歯周病、SRP、抜歯についての説明や、同調・傾聴・共感・間をとることやモチベーション・パフォーマンスのきかせ方などのコミュニケーションのテクニック的なことに関しましても細かく書きました。
実際に私がどんな言葉を話して患者説明をしているのかを言葉の部分は色を変えて、記事を書かせていただきました。
患者説明・コミュニケーション11実践初日:麻酔抜髄の説明
患者説明・コミュニケーション12「同調・傾聴・共感を一度に手に入れられるチャンスとは」
患者説明・コミュニケーション13「歯周病治療の患者説明、“間”をとる」
患者説明・コミュニケーション14「モチベーションの火を灯せるか?」
患者説明・コミュニケーション15「“パフォーマンス”をきかせるとは」
患者説明・コミュニケーション16「患者さんが疑問に思っているだろうことを患者さんに聞かれる前に、先回りして説明する」
患者説明・コミュニケーション17「SRPの患者説明。‘医療者側からみると歯磨きが足りないと思っていても、患者さんは充分歯磨きをしていると思っている’」
患者説明・コミュニケーション18「抜歯に対する説明の時に考えること」
患者説明・コミュニケーション19「抜歯の説明実践:患者さんが抜きたいのか、抜きたくないのか知る為の‘魔法の言葉とは’」
患者説明・コミュニケーション20「即日抜歯は出来るだけ避けた方が良いと思う理由」
そして、最後に選択肢のある治療法の説明として、“欠損補綴”を例に、その患者さんにとって一番良いとされる治療法の選択をするための患者説明・コミュニケーションについて書かせていただきました。
<選択肢のある治療法の説明>
患者説明・コミュニケーション21:欠損補綴の説明1「抜歯後放置の患者説明」
患者説明・コミュニケーション22:欠損補綴の説明2「利点・欠点」
患者説明・コミュニケーション23:欠損補綴の説明3「利点・欠点」→「利益・リスク」
患者説明・コミュニケーション24:欠損補綴の説明4「消去法:患者さんのNGの見つけ方」
患者説明・コミュニケーション25:欠損補綴の説明5「利益の話:患者さんの気持ちを“前向きに”決める」
患者説明・コミュニケーション26:欠損補綴の説明6「リスクの話:リスクの話とセットで伝えることとは」
どの記事も、読み返しましたがとてもまとまっており、臨床にも大いに使える内容となっていると感じました。
是非是非、復習していただけると嬉しいです。
実はこの「患者説明・コミュニケーション」の章の内容は、歯科医療者以外の方からも反響があったのも特徴的でした。
そして、ありがたいことに「こんな先生に診ていただきたいと感じました。」といった内容が多かったです。
私自身色々と考えながら、今まで患者さんと話してきてよかったと感じました。この場を借りまして、お礼申し上げます。
そしてお読みいただいている歯科医療者の皆様へ、患者さん側の方からもお墨付きをいただきましたので、この内容
是非お試しあれ、です。
次回より、新章「感染根管治療」の記事を書いていきたいと思います。
よろしくお願い致します。
ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。
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