この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。
心よりお礼申し上げます。
前回、声のトーンについて書きました。
次に、いよいよ話し方(内容)か?と思いきやまだその前に大事なことがあります。
それは、
視覚効果を必ず入れるようにする。
<視覚効果を入れる>
ということです。
同じ内容の話を聞かされたとした際、その人の理解度を完全に理解した場合を10とすると、
・視覚なし2
・視覚あり8
私の感覚としては、数値化するとこのような感じです。
なにか論文などの裏付けがあるわけではありませんが、
こと医学的なよくわからない話を視覚効果なしで患者さんに伝えるのは、至難の技です。
といいますか、そちらを頑張る前に、使いましょう‘視覚効果’をというわけで、今回ブログを書くことに致しました。
当院では、全ユニットの前に、テレビが設置されておりまして、レントゲン、口腔内顕微鏡、治療説明アニメーションが見れるようになっております。
<テレビ設置>
<レントゲン説明>
<顕微鏡>
<治療アニメーション>
<口腔内カメラ>
<歯周病スクリーニング検査>
<ビックミラー>
<デモ模型>
など、何かにつけて‘視覚効果’を使っています。
一発で患者さんは理解してくれます。
あと、「インターネット歯医者さん〜実践編〜」の動画でもそのように説明することがありますが、紙に絵を描いて説明すること事も多いです。→例)パーフォレーションしない為に知っておく情報(座学)
<絵を説明に使う>
iPadを使用する先生もいますね。
このように‘視覚効果’を使うやり方はたくさんありますので、是非とも参考にしてみて下さい。
極端な話、この‘視覚効果’を使って患者さんにお見せした後からしか、こちらの話は伝わっていないぐらいに考えて良いと思います。
右下奥歯に虫歯があります。治療法は・・と口頭で伝えてもあまり伝わらないです。
まず‘視覚効果’として、下の写真の状態をお見せして、
<歯と歯の間の虫歯の見え方>
それから、この虫歯を治すには・・と説明した方が良くわかるのと同じです。
‘視覚効果’を使うには、一旦患者さんの目に見える形に落とし込まないといけないため、つい忙しいとおざなりになりがちなのですが、
コミュニケーションの上で、
必ずなんらかの形で患者さんの目で見てもらうということを念頭に入れていただければと思います。
ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。
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