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2016年09月06日

患者説明・コミュニケーション3「最適な声のトーンを考える」



この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。


前回、患者さんへの話し方を考える前に‘相手は鏡である’といったことを考えましょう。といったことを書きました。

とても大事なことでして、それがクリアできていなければ、これから書くブログも意味がないくらいですので、まだお読みになっておられない方は是非前回のブログをお読みいただけると嬉しいです。

確かに前回のブログも大事なのですが、それは治療内容をお互いが共有している場合であって、まず医療者側は治療内容を患者さんへ伝えるために、

話をしなければいけません

その‘話し方’について今回からブログを書いていきます。

でもまだ「話の内容」にはいきません

まず、話す時の‘声のトーン’について書いていきたいと思います。

そもそも、話をする時の声のトーンについて、考えたことがありますでしょうか?

声のトーン?そんなの気にした事がないという場合は是非気にしてみていただけると良いかと思います。

ボソボソ喋るより、ハキハキ喋った方が良いのはわかるかと思います。

声は、小さいよりも大きい方が良いのもわかるかと思います。→声は大きく

では、

声は高い方がいいですか?低い方がいいですか?

私の意見では、‘高い’方がいいです。

私もそれほど高くありませんが、イメージは‘ジャパネットたかた’です。

<ジャパネットたかた>

ジャパネットたかた

高い声や頭に響く(心地良いレベルで)声で、内容を喋ると分かりやすく納得しやすく感じるのです。

逆ではないかと感じるものですが、ジャパネットタカタの通販実績を鑑みるとそれも一つの真実です。

おそらく高田社長はテレビで通販をするにあたり、色々な声のトーンを研究されたのでは、と思います。

女性が電話に出る時に、高く優しい声色で電話に出たりして、男性はビックリする時がありますが、それです。

<女性が電話応対するイメージ>

女性が電話応対するイメージ

それで正解と思います。

私は、教えているセカンドドクターなどには、自分の一番良いと思う声のトーンを探すように伝えます。

イメージの例として、先ほどのジャパネットたかたの高田社長や電話に出る時の声を参考にしてみてはどうか、とお伝えします。

人は「声色」を変える生き物です。

声のトーンには、色々な事が反映されます

嬉しい時やテンションの高い時、子供に話しかける時、などなど、、

人は自然と声が高くなるのです。

御老人にお話する時は、少し張り上げるような声になりますね。

私の診療の際、良いと思う“声のトーン”のイメージとしては、それらを合わせたような感じです。

そうすると、、高い声で少し張り上げるように、、となるとやはり“ジャパネットたかた”なのです。

歌手の方など、CDがよく売れるのは声が高い人が多いそうです。

たぶんその方が多くの人に伝わるからかもしれない、なんてことを考えます。

とは、言っても人それぞれ声域というものがありますし、私も高田社長のように高い声で喋れません。

おそらく、このブログを当院スタッフが読んだとしたらば、え?小栗先生そうなの?全然違うじゃーん。となることでしょう。

歌手の人の例にしたって、低い声の方が好きという人もいるでしょうし、男性は低い声の方が女性に好かれると、聞いたこともあります

なので、このコミュニケーションの章全てにいえることなのですが、正解はないです。

しかし、‘声のトーン’が診療の際の患者さんとのコミュニケーションに影響していることは、かなりの確率で合っていると思います

是非、御自身の診療の際の声のトーンを意識してみる事や色々試してみる事をお勧め致します

人それぞれやり方はあるかと思いますが、先ほどの電話に出る時の声もそうですが、自分が診療している時の声が聞ければ一目瞭然です

以前に「仕事場は舞台」というブログを書きましたが、例えば役者さんが堂々とお芝居が出来るのは、

自分が外からどう見られているのか?というのを熟知しているからだと思います。

それには、鏡の前で何度も練習したのでしょう。そして、自分のセリフを何度も御自身で聞いたのだと思います。

やはり、歯科医院を舞台と考えると、自分が患者さんからどう見られているのか、少し離れたところから見て、どんな風に診療しているのかを自身も知らねばならない、というのが私の意見です。

私は自分の診療姿をビデオに撮って、コミュニケーションの上手な友人や先輩、院長に見てもらって検討した事があります

はっきり言いまして、恥ずかしかったですが、インレー形成の練習をするよりも、腕が上がります。

どちらが重要というのではなく、

インレー形成の練習も大事です。しかし、反復をして上手くなっていくのは少しずつです。

しかし、自分の診療している姿をビデオで、客観的に、もっとよくするにはどうすればいいか、という気持ちで見てみていただければと思います。

恥ずかしい気持ちもありますが、、

一回それを行なうだけで、凄い効果がありますよ。

是非お試しあれ、です。

それがかなわない場合は、カラオケも良い手だと思います。

人前で歌うという度胸大きな声を出す、声に気持ちや魂がはいるという色々な経験をすることが出来ます。

その際にお勧めなのは、

カラオケを歌っている際に、高い音の中で、自身が一番楽にマイクや頭に響かせられる音や声のトーンを探すのです。

2.3曲歌うだけでも、わかると思います。

それです。それがあなた様の武器になる声だと思います。

是非、参考にしてみて下さい。

よくわからない場合は、窓口まで連絡を下さいm(_ _)m→dent.marron1006@gmail.com

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

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posted by さけいくら at 07:29 | Comment(0) | 患者説明・コミュニケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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