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2016年09月30日

会社設立とキャンペーン企画のお知らせ


この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。心よりお礼申し上げます。

以前ブログに書きました、会社を先日の2018年9月28日(大安)に設立致しました。


<社印>
社印

私にとってはやれる事が増えますし、皆様にとってもこのインターネット歯医者さんを御利用いただきやすいものにしていきます

今後ともよろしくお願い致します。

法人設立キャンペーンとして、H28.7.24日に行いました第二回セミナー「治療計画の立て方」の解説資料が完成しまして、それらを一つのファイルにまとめた‘プレミアムファイル’というものをつくりました

現在書いている「患者説明・コミュニケーション」を少し休憩しまして、キャンペーン企画として、次回より4つのブログ記事を配信致します

治療計画についての記事になりますが、患者説明でも、治療計画について話すことは多いと思いますので、是非ご覧になっていただけると嬉しいです。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

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posted by さけいくら at 08:14 | Comment(0) | その他・お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月27日

患者説明・コミュニケーション8「フリーズ時間が発生したとどうしてわかるのでしょうか?」



この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。


前回、話す順番の概要をお伝えしました。

今回より、各論にいきたいと思います。

総論のまとめは、何かショックな事を患者さんに言ってフリーズ時間が発生してしまったら、希望の言葉で患者さんをニュートラルな状態に戻し、説明を続けていく事が大事。なぜなら、フリーズ時間の状態は、他の話は何も頭に入らないから

とこういうことでした。

‘フリーズ時間’は造語ですので、意味がわからない場合は、前回までのブログをお読みいただければと思います。

さて、

ではフリーズ時間が発生したとどうしてわかるのでしょうか?

<フリーズ時間が発生>

フリーズ時間が発生

患者さんは自分から言わないですし、目に見えて止まったり、固まったりしません

思考のみが止まっている、もしくは囚われている、状態です。

つまり、こちらからの声かけなどアクションに対して

‘反応がない’

という状態です。

まったく反応がなかったら、変だなと誰でもわかりますが、実際は、

返事はしていても、うわの空、空返事などの言葉が合うかもしれません。

誰でもこういう時はありますよね。私もありますので、患者さんのお気持ちは大変わかります。御自身に照らし合わせると分かり易いかもしれません。

つまり、

‘反応が薄い・薄くなった’

という感じです。

<反応が薄くなった>

反応が薄くなった

急に反応が薄くなった時、それがフリーズ時間が発生した、‘サイン’です。

患者さんがフリーズしている時は、いくつかのサインがでます。

そのサインを医療者側は察知しながら、患者説明や治療説明をしなければならないというのが、今回のブログの主旨です。

例をお伝えすると、

・今まで私の話をうなづきながら聞いていたのに、うなづきが止まった

・説明を続けるうちに、先程説明したことを質問されたりする

・患者さんが「えっ・・」と言ったあと。男性では、あまり声にはでませんが、ショックな事を言われた時などにピクッと身体が動いたあとしばらく

・患者さんがレントゲン写真の一点を見つめている時

などです。

おそらく、医療者側の方は、このブログを読んで、明日にも私の言っていることがわかると思います

是非、患者さんからの反応が濃いか薄いか感じとりながら、患者説明をしてみていただければと思います。

<患者さんからの反応を感じ取りながら患者説明をする>

患者さんからの反応を感じ取りながら患者説明をする

患者さんからの反応を感じ取れるようになると色々な事がわかるようになります。

一番役に立つのは、‘やばい時’がわかるようになることです。

医療者側が意図せず、患者さんが望んでいない治療を行ないそうになる時があります

その時にちゃんと止まらないと、治療を始めてからでは遅いといことがあります。

削った歯は元に戻りませんし、抜いた歯も元に戻りません。

患者さんは、「今の説明、わかりません。」とは言いません

「あ〜」や「(気持ちの入っていない)はい」などと言っている時はフリーズ時間です。

気をつけねばなりません

治療が終わって、フリーズ時間が終わり、ニュートラルな状態に戻った時に、歯や神経が抜かれていたら、「こんなの聞いてない」「勝手に抜かれた」などとなります。

本当に何も言わず、歯を抜く先生もいるかもしれませんが、大抵の場合、医療者側は「ちゃんと説明したのに」となります。

よく問題になる

‘言った言わない問題’もしくは‘説明したしてない問題’です。

<言った、聞いてない>

言った、聞いてない

その原因は、‘フリーズ時間’のサインを医療者側が感じ取れなかったときに起こる事が多いのでは、と私は思います。

他にも、話の抑揚や声の大きさなどの原因があるかもしれませんが

要は患者さんが理解しているか聞き流しているかの違いが分かれば問題は解決しますね。

理解してないかもと思ったら、‘希望の言葉’で‘フリーズ時間’を解き、もう一度説明すれば良いわけです。

是非、その違いを感じ取りながら、患者説明をすると良いと思います。

うーん、違いと言われても、、

自分は空気を読むのが苦手で、、

という先生もいらっしゃるかもしれませんので、大事な事ですので、もっとわかりやすくお伝えします。

患者さんと世間話をする時がありますね。

<世間話>

世間話

例えば、最近も雨の日が多いですが、、

私:「雨大変でしたね〜」

患者さん:「ほんと、毎日雨ばかりで、困っちゃいますよ」

この時の患者さんの反応‘ニュートラル’な状態です。

この反応よりも、薄いもしくは濃いを目安にしてみてくださればよろしいかと思います。

是非お試しあれ、です。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

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posted by さけいくら at 06:55 | Comment(0) | 患者説明・コミュニケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月20日

患者説明・コミュニケーション7「話し方、話す順番の概要。フリーズ時間が発生したら、希望の言葉で戻す」



この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。

前回、マイナスの言葉は、出来るだけプラスの言葉に変換すると‘フリーズ時間’が短くなるので良いと思うというブログを書きました。→患者説明・コミュニケーション6「“フリーズ時間”が患者さんに起こっている時に大事な話をしても伝わらない」

しかし、まったくマイナスの言葉を使わないわけにはいかないこともあります。

といいますか、どこかでマイナスなことを患者さんに伝えねばならないことが、治療が必要の場合、ほとんどです

マイナスのこととは、治療に伴う‘リスク’のことです。

<治療に伴うリスク例:矯正治療に伴う歯根吸収>

矯正治療に伴う歯根吸収

医療者側がいつも悩むのは、このリスクに対しての説明です。

では何処のタイミングや順番で入れていくのか?

というのが、話し方で大事になります。

つまり「話す順番」です。

<患者説明の話す順番>

患者説明の話す順番

患者さんに、マイナス面やリスクを許容してもらい、且つ状況を理解し、希望を持ってもらうには、

この「話す順番」が大事になってきます。

例えば、症例として

「歯周病にて、要抜歯の歯があり、両隣の歯を麻酔抜髄し、削って、ブリッジを補綴する」

としましょう。

さらに、両隣の歯も歯周病が進んでいて、ブリッジの連結箇所をもっと広げないかもしれない。そもそもいつまで持つかわからない

とします。

<症例の例イメージ>

症例のイメージ

臨床上はよくある症例かと思いますが、患者さんからしたら一大事なわけです。

一大事と感じている間は、‘フリーズ時間’にあたりまして、

欠損補綴には3択(義歯・ブリッジ・インプラント)あって・・

と話しても伝わらないわけです。

前回のブログでも書きましたが、フリーズ時間を解くカギは、‘希望’‘事実の理解’だと私は思っております。

まずポイントとして、‘希望'を探します

<まず希望を探す>

希望を探す

この場合、治療すればまた噛めるようになるということです。

そういった話をして、フリーズ時間を解いて差し上げてから、次の説明を続けていきます。

他にも希望の言葉は、下の例のようなものがあります。

今の状態より噛めるようになります

今痛い歯の痛みもなくなります

まだ間に合います

などです。

でもまだ話はしません

これらの希望の言葉を使い、患者さんのフリーズ時間を解きながら、説明を続けるというのが、「コミュニケーション」の大事なポイントになります。

なので、説明は“リスク”が先です。リスク→希望→リスク→希望、、、となります。

<リスクを説明>

リスクを説明

今回のケースのリスクには、次のことが上げられます。

・抜髄や支台歯形成で歯をたくさん削らなければならない

・予後というか持ちは、通常の歯と同じというわけにはいかない

・放っておいたら大変

・治療回数・費用がかかる

・奥歯の場合であれば、保険なら銀歯になる

・そこまでやってもダメかもしれない

などです。書いているだけでも嫌になりますよね。さらに自分の身体として、聞かされる患者さんからしたらたまったもんじゃないわけです。

これらのリスク項目を連続で聞かされると、いかがでしょうか?

<リスクを連続で聞かされると、心の中はこんな感じ>

リスクを連続で聞かされた時の心の中

誰だって、必ず‘フリーズ時間’が発生します。

その間に医療者側が患者さん側に話した言葉は伝わっていないことが多いということです。→前回ブログ

なので、リスクを説明して、フリーズ時間が発生したら、希望の言葉で元の状態に戻し、また次のリスクの説明をしていくのです。

<フリーズ時間が発生したら、希望の言葉で元に戻す>

希望の言葉で元に戻す

これを繰り返し、最終的には、患者さんは自分の身体の状態の‘リスク’と‘希望’を理解した状態

つまり‘事実を理解’した状態に、医療者側がコミュニケーションを工夫して持っていくということです。

<医療者側がコミュニケーションを工夫>

医療者側がコミュニケーションを工夫

そして患者さんが、リスクも希望も事実も理解した状態で、、

最後に、最初の一歩を医療者側が照らして差し上げるのです。

<例:最初の一歩は、右もしくは左ですよとお伝えする>

最初の一歩は、右もしくは左ですよとお伝えする

例えば、

「この歯が残せるかが大事なわけなので、この歯の治療からはじめましょう」

「まず痛みを抑えないといけないので、今日はこの治療をしましょう」

といった具合です。

次の一歩を照らしてくれさえすれば、人は道には迷いませんよね。

患者さんには、今やるべきことが明確になり、安心感が広がります。

そして最後に

「せいいっぱい頑張ります」

「うちの威信にかけて、頑張らせていただきます」

などを付け加えられれば、完璧です。→ブログ記事:「プロとアマチュアの違い」

それで、患者さんは自身の身体を委ねようと思うのだと私は思っています。

まとめますと、

【コミュニケーション概要のまとめ】

1.診断結果を伝える

2.リスクの説明
3.希望の言葉
2.リスクの説明
3.希望の言葉



2、3を繰り返し、、

4.患者さんが自身の状態やリスク、希望を理解した状態になってから

5.最初の一歩を照らす。つまり今日やらなければならない治療を伝える

6.最後に医療者側の‘魂を込めた’「頑張ります」を伝える

7.患者さんが「この治療法でお願いします。」と言ってから、治療開始

このような、患者説明・コミュニケーションを行うと、良いと思います。というお話でした。

是非、お試しあれです。

さて、コミュニケーションの話し方の概要はお分かりになったかと思いますが、具体的に実践となると難しいと感じる方も多いかもしれません。

そもそも、フリーズ時間が発生したら、希望の言葉をかけるとありますが、フリーズ時間が発生しているとどうしてわかるのでしょうか?

そちらについて次回のブログでまとめたいと思います。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

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posted by さけいくら at 12:56 | Comment(0) | 患者説明・コミュニケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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