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2016年08月10日

CR治療26/28「研磨」



この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。


今回は動画もあります。是非ご覧くださいませ。
動画「CR治療」


前回までで、‘形態修正’が終わりました。

今回は、CR治療の最後の仕上げ、「研磨」です。

今まで、きれいに詰めたCRを「研磨」して、ピカピカにします

せっかく頑張ってこれまでCR治療を行なってきても、最終的にザラザラしていれば、患者さんは下手と思ってしまいます。

なので、大事なステップです。

研磨する時に、使用するバーは?回転数は?研磨する時の圧力は?などに関して御説明していきたいと思います。

まず使用するのは、私の場合はこちらです。

<コンポマスター>

コンポマスター

色々試してみたのですが、この‘コンポマスター’を使ってから、ずっとこちらを採用しています。

まず、ステップが簡便です。カーボランダムポイントの後にコンポマスターの2ステップできれいになります。

回転数は、私は最大で(当院のユニットの場合で)

少し圧をかけながら、数秒研磨するのみです。

また、コンポマスターにたどり着くまでに、色々試した中で、オッと思ったのは、‘茶色シリコンポイント’注水下で研磨するときれいになることも気づきました。

コンポマスターをおいていない医院もあるかと思いますので、その場合は‘茶色シリコンポイントを注水下’を試してみて下さい。

注水下じゃないと、逆に汚れるので注意です。注水下でなるべくきれいな茶色シリコンポイントでの研磨をお願いします。

余談ですが、汚れていたらカーボランダムポイントに当てて回転させると、一層が削れてきれいになりますよ。

色々なものを使って研磨をすると思いますが、

コツは、研磨が終わった後、探針の先で、触ってみることです。

何回かやっていると

このツルツル具合なら大丈夫やまだ研磨が足りないなどがわかってくると思います。

因みに私はほぼ毎回、研磨後、探針で触ります。

そして、研磨具合・形・段差がないか・気泡が入ってないかなども確認します。

そして患者さんに聞こえるように

「うん、完ぺき!」

と言います。

「プロとアマチュアの違い」でも書きましたが、ちゃんと最後に‘手を挙げましょう’

これでCR治療は終わり、次に患者さんに鏡で見せる段になるわけです。

実際には、治療時間は10分位としても、これまで今回で26記事書いてきました。

これだけの事を凝縮して行なっているわけです。

プロなら、きちんと‘手を挙げましょう’
参考→プロとアマチュアの違い1/2(思考編)

患者さんも、ドクターも、スタッフもハッピーです。

感じるプレッシャーは、乗り越えましょう。それが‘プロの舞台に立つ資格みたいなもの’というお話でしたね。→プロとアマチュアの違い2/2(思考編)

そして、鏡で患者さんにお見せすると患者さんは、

「わあ、きれいになってる。ありがとうございます。」

と言って、この先生凄いと‘チラ見’してくれます。→CR治療5「CR治療は患者さんに喜んでもらえる治療」

是非お試しあれです。

これにて、歯頸部CR治療は終了です。

<歯頚部CR治療終了>

歯頚部CR治療終了

お疲れ様でした。

次回‘歯頸部CR治療のまとめと最後の鏡での見せ方’を書きまして、次の章へいきます。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

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posted by さけいくら at 08:01 | Comment(0) | CR治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月09日

CR治療25/28「形態修正:カーボランダムポイントでベベル部を形態修正する方法」



この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。


今回は動画もあります。是非ご覧くださいませ。
動画「CR治療」


今回が‘形態修正’の最後になります。

今まで、歯肉側マージン隅角部、と行なってきまして、

あとは今回のベベル部を行えば、形態修正は完了です。

<ベベル部のオーバー(小さい矢印)を除去する>

ベベル部のオーバー(小さい矢印)を除去する

使用するのはカーボランダムポイントで、‘ココ’の部分になります。

<ベベル部形態修正時に使用する場所>

ベベル部形態修正時に使用する場所

ベベル部の形態修正は、オーバー充填部を歯面に‘移行的’‘ならし’境目をわからなくするのが目的です。

使用するカーボランダムポイントの場所は、上の写真のようにカーボランダムポイントの半分より上の部分を当てるイメージです。

では動かし方はどのようにすると良いでしょう。

‘移行的’に‘ならす’わけですから

まず、歯面の湾曲をキチンと意識しなければなりません。

<歯面の湾曲>

歯面の湾曲

そして、‘ならす’とは下の写真のようにすることですが、

<ならすとは>

カーボランダムポイントをCRから歯の面の方向に動かすべきでしょうか?

それとも歯からCRの方向に動かすべきでしょうか?

答えは、CRから歯面の方向に動かすです。

<ならす時はCRから歯面の方向に動かす>

これはなんでもそうですが、面をキレイにしたい時や移行的にしたい時は、オーバー部から合わせたい方に動かします。

<オーバー部から合わせたい方向へ>

さらにそんなに意識的にはしていませんが、力のかけ具合も微妙に違います

たいていの場合、ベベル部のオーバーの形は、下の断面図の写真のようになります。

<ベベル部のオーバーの形>

当然ですが、力のかけ具合は、微妙になんですが、下の写真のようになります。

<力のかけ具合>

つまり、ベベル部の歯面に向けて、CRは薄くなる為かける力を弱くするということです。

なのでまとめますと、ベベル部の形態修正のカーボランダムポイントの動きには2種類ありまして、

まず、歯の唇側面の湾曲に合わせて、左右に動かす、下の写真のような動き

<唇面の湾曲に合わせた動き>



ベベル部を移行的にする動きです。

<ベベル部を移行的にする動きです>

この二つの動きにて、そして、力のかけ具合を調節しながら、形態修正をして、どこをCRで詰めたかわからなくなるようにしていきます。

因みに、力のかけ具合の話を先ほどしましたが、基本的に形態修正では力は全体的にかけません

力をかけすぎると、カーボランダムポイントでも歯の表面は思ったよりも削れてしまいますので、注意が必要です。

充填の時にほとんど形を作ってしまい、この形態修正では、歯の湾曲や隅角の角度を崩さずに、CRと歯面の境目をなくすくらいに考えていただけるとよいかと思います。

<形態修正完了>

これにて、形態修正は完了です。

チェックポイントとしては、

1.歯肉側マージン部の歯肉溝にスーパーファインの先が全周入るか

2.隅角の豊隆や角度が元の歯と同じか

3.ベベル部の境目が、どこからが歯でどこからがCRかが、わからなくなっているか

です。

全てのチェック項目がクリア出来ていれば自然ときれいに出来ていると思います。

是非お試しあれ、です。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

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posted by さけいくら at 07:35 | Comment(0) | CR治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月08日

CR治療24/28「形態修正:カーボランダムポイントで隅角部の形態修正を行なう方法」



この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。


今回は動画もあります。是非ご覧くださいませ。
動画「CR治療」


形態修正は2段階で行なっていきますが、前回までで第一段階の説明が終わっています

今回より、第二段階の「カーボランダムポイント」にて、隅角豊隆部ベベル部分のオーバーを削除、形態修正をしていきます

<隅角豊隆部とベベル部>

隅角豊隆部とベベル部

さて、どちらから形態修正していきましょう?

私は、隅角豊隆部の角度を元の歯の角度と同じくするところからはじめます。

<隅角の角度を元の歯と同じくする>

隅角の角度を元の歯と同じくする

充填の際に、そのように留意しております→が、まだ完璧ではありません。

それを、この形態修正で完璧にするべく、カーボランダムポイントにて形や角度が移行的になるようにします。

この際、カーボランダムの‘形’が一つのポイントになります。

形は、丸いのよりも、シャープな形のものを選択されると良いです。

<丸い形×>

丸い形×

<シャープな形○>

シャープな形○

そして、隅角部を形態修正する時は、カーボランダムの‘ココ’の部分を使用するイメージを持つと良いかと思います。

<隅角の角度を合わせる時に使う部分>

隅角の角度を合わせる時に使う部分

半分より先の部分を当てるイメージで下の写真のように動かしていきます。

<隅角形態の際の動かし方>

隅角形態の際の動かし方

ポイントは、カーボランダムポイントは回転数は全開で良いのですが、当てる圧力によって、削れる量が変わってきます。

隅角の豊隆を残したいわけなので、豊隆部に力はあまりかけません

<隅角の豊隆部(青い四角で囲った部分)>

隅角の豊隆部(青い四角で囲った部分)

この青く四角で囲った部分には圧力をかけないように、下の写真のようにカーボランダムポイントを動かすのです。

<カーボランダムポイントの力のかけ方>

カーボランダムポイントの力のかけ方

このように当てる圧力にを微妙に変えて、形態修正をしていくのも、カーボランダムポイントの使用で大事なことですので、是非お試しあれ、です。

そして、隅角の角度が‘色々な方向から見ても’元の歯と同じで移行的になっていれば、こちらは完了です。

<完了時:同じ角度で移行的>

完了時:同じ角度で移行的

次回はベベル部の形態修正について書いていきます。

同じように、カーボランダムポイントの使用する部分が違いますので、注目していただければと思います。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

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posted by さけいくら at 07:51 | Comment(0) | CR治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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