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2016年07月29日

CR治療21/28「形態修正(スーパーファイン当てる角度について)」

こんにちは、水道橋クリスタル歯科院長・歯科医師・歯学博士・大学病院保存科非常勤講師・インプラント学会専修医の小栗卓也です。

この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。


今回は動画もあります。是非ご覧くださいませ。
動画「CR治療」

「歯頸部CR治療」も今回で21回目ということで、ずいぶん長くやっているなあと私自身も感じます

処置にしたら、ものの10分で終わることなのですが、それをここまで、細かく説明しているところが、細かくしすぎかもと思いつつ、

インターネット歯医者さんらしいかもとも思っています。

では、今回も‘形態修正’について細かく説明していきたいと思います。

といいますのも、

通常、教科書や参考書では

「形態修正をする」と書いてあるだけです。

少し細かい参考書でも

「スーパーファインやカーボランダムポイントにて形態修正する」

と書いてあるだけかと思います。

それだけで出来る人もいるのかもしれませんが、私は正直、出来ませんでした

どこをどのような形にするのか?バーの動かし方は?バーの角度は?回転数は?歯茎縁下に入れる深さは?

ということが書いていないからです。

なので、そういったことに、留意して説明していきたいと思います。

形態修正は、2段階に分けて行なうのでした。→前回

第一段階は、「スーパーファイン」で歯肉側マージン部分のオーバーを除去するでした。

写真でいうと下の黒線の部分です。

<歯肉側面マージン部>

歯肉側面マージン部

ここは断面図でいうと下の状態です。下の写真の黒く塗った部分が、オーバー充填の部分です。

<オーバー部分の断面図>

オーバー部分の断面図

このオーバー部を削除するには、スーパーファインを当てる角度は下の写真のようにしましょう。

<当てる角度>

スーパーファインを当てる角度


つまり、歯茎の中に歯根があるわけですが、そこと移行的にするには、歯根の傾斜と同じくする必要があるわけです。

下の写真の矢印の方向に歯根は存在していくわけですから、

<歯根>

歯根

上の写真の矢印に添わせようとすると、バーの角度は当然、歯根の向きに合わせて傾斜させることになります。

まとめますと、バーの角度は、こうではなくこうです。

<バーの角度×>

バーの角度×

<バーの角度○>

バーの角度○

違いがお分かりになるかと思います。

そして、この時のバーの動かし方にも特徴があります。

スーパーファインは出来るだけ‘行ったり来たりさせない’ということです。

どういうことかを次回記事に致します。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

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posted by さけいくら at 07:35 | Comment(0) | CR治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月26日

CR治療20/28「CR充填後の形態修正の流れ」

こんにちは、水道橋クリスタル歯科院長・歯科医師・歯学博士・大学病院保存科非常勤講師・インプラント学会専修医の小栗卓也です。

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今回は動画もあります。是非ご覧くださいませ。
動画「CR治療」


7月24日に行いましたセミナー準備などでしばらく更新をお休みしておりましたが、無事に大好評の中、セミナーを終了することが出来ました。皆様ありがとうございますm(_ _)m

<セミナー風景>

セミナー風景

今週より、またブログを書き初めたいと思います。

セミナーについては後日、ブログ記事を書きます

前回までで、CR充填が完了したところです。



CR充填完了

このままでも良さそうな感じもしますが、このままでは問題があります

問題点も前回の記事にまとめました。

それは、1.歯肉側マージン部分2.ベベル部分境目3.隅角の豊隆の角度オーバー(充填しすぎているCR)があるということです。

<歯肉側マージン部分のオーバー>

歯肉側マージン部分のオーバー

<ベベル部分境目と隅角の豊隆角度のオーバー>

ベベル部分境目と隅角の豊隆角度のオーバー

です。

これらオーバー部分を除去して、形を整えることを‘形態修正’といいます。

形態修正は使用するバーに分けて2段階で御説明していきます。

第1段階で使用するバーは、「スーパーファイン」です。

<スーパーファイン>

スーパーファイン

第2段階で使用するバーは、「カーボランダムポイント」です。

<カーボランダムポイント>

カーボランダムポイント

それぞれ形に種類がありますが、上の写真の形のものをご選択下さい。

形態修正で使用するバーは、この2種類のみです。

第一段階では、「スーパーファイン」にて、1.歯肉側マージン部分のオーバーを除去します。

<形態修正第一段階>

形態修正第一段階

第二段階では、「カーボランダムポイント」にて、2.ベベル部分のオーバーと3.隅角部分のオーバーを除去します。

<形態修正第二段階>

形態修正第二段階

形態修正が完了した状態が下の写真の状態でして、

<形態修正完了>

形態修正完了

これらが、形態修正の‘流れ’になります。

では、実際にどのように形態修正をしていくのかを次回お話致します。

この形態修正をきちんと行なうことで、フロータイプのCRでもきちんとCR治療が出来るということが証明されます

次回より、実際の手技を記事に致しますので、是非ご覧いただけると嬉しいです。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

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posted by さけいくら at 12:37 | Comment(0) | CR治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月12日

CR治療19/28「歯頸部CR充填のまとめと問題点」

こんにちは、水道橋クリスタル歯科院長・歯科医師・歯学博士・大学病院保存科非常勤講師・インプラント学会専修医の小栗卓也です。

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今回は動画もあります。是非ご覧くださいませ。
動画「CR治療」


前回までで、CR充填が終わりました。

今回は、歯頸部CR充填についてのまとめと問題点について書きます。

まず、歯頚部CR充填に入る前の歯の断面図です。

<CR充填に入る前の歯の断面図>

CR充填に入る前の歯の断面図

この状態からCR充填に入っていきます。

歯頸部のフロータイプのCR充填は大きく分けて、2段階に分けて充填していきました。

第一段階は、歯頸側マージンを全て充填するのでしたね。

CR治療15「歯頸部CR充填、第一段階(まずフローCRで歯肉側マージンをすべて充填しよう)」

<歯頸部CR充填の第一段階の図>

歯頸部CR充填の第一段階の図

<歯頚部CR充填の第一段階の口腔内写真>

歯頚部CR充填の第一段階の口腔内写真

そして、

第二段階は、第一段階で充填したCRの上から‘色’‘形’に留意して充填していくのでした。

CR治療16「歯頸部CR充填の第二段階1:‘色’について」

CR治療17「歯頸部CR充填の第二段階の‘形’について」

<歯頸部CR充填の第二段階の図>

歯頸部CR充填の第二段階の図

色に関しては、第二段階で充填するCRの厚みを考慮に入れて、色の選択をするといったことを説明させていただきました。

<充填する厚みでCRの色を選択>

充填する厚みでCRの色を選択


形に関しては、隅角の角度を元々の歯と同じにする。

<隅角の角度を元の歯と同じにする>

隅角の角度を元の歯と同じにする

ということと、

探針を使ってフローCRの賦形(フケイ:形態を付与すること)の仕方

をお伝えさせていただきました。

<探針を使ってのフローCRの賦形1(隅角)>

探針を使ってのフローCRの賦形1(隅角)

<探針を使ってのフローCRの賦形2(べベル)>

探針を使ってのフローCRの賦形2(べベル)

充填完了時の写真が下の写真となります。

<充填完了時>

充填完了時

きれいに詰められているように見えますが、問題点もあります

それはフローCRの欠点ですが、流れがいいので、どうしても少し流れてしまい、オーバーめに充填されていることです。

どういうことかと申しますと、

第一段階では、下の写真のようにオーバーしています。

<第一段階のオーバー部>

第一段階のオーバー部

そして第二段階では、下の写真のようにオーバーしています。

<第二段階のオーバー部(隅角とべベル)>

第二段階のオーバー部(隅角とべベル)

これらを適正にする次のステップを‘形態修正’といいます。

次回より形態修正について記事を書いていきます

よろしくお願い致します。

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。

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posted by さけいくら at 14:34 | Comment(0) | CR治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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