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2015年11月21日

麻酔ポジショニング4/9(右上奥)



この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

心よりお礼申し上げます。

では今回より、実際の手技を御紹介していきたいと思います。

今回は動画もあります。是非ご覧くださいませ。
動画「ポジショニング」


まずは「右上奥」麻酔を打つ時のポジショニングを例に書いていきたいと思います。

少しおさらいですが、麻酔ポジショニング1にて、麻酔の際に大事なのは、‘場を作る事’‘レスト(支え)を置く事’であるとお話ししました。

ただ、麻酔は下の写真のように持ち、右手は握り込んでいますので、タービンのようにレストを置く事は出来ません。

<麻酔注射の持ち方>

麻酔注射の持ち方

麻酔注射の持ち方2

<タービンのレストは右手薬指>

タービンのレストは右手薬指


では麻酔のレストはどこに置くかと申しますと、右手は使えないので、

レストは‘左手’を使います。

場を作るのも‘左手’です。


どういう事かを、「右上奥」の麻酔注射を例に説明します。

まず通常のポジショニングと同様、小指を使います。


小指にて頬を引っ張ります。これが場を作る事になります。タービンの時と同じです。


<小指で場を作る>

小指で場を作る


そしてそのままの状態から、‘人差し指’を下の写真のように出し、そこに麻酔注射針を置きます。これが‘レスト’になります。

<人差し指を出す>

人差し指を出す


<麻酔注射針の矢印の部分を人差し指に置きレストとする>

麻酔注射針の矢印の部分を人差し指に置きレストとする


このように支えを置いてから、麻酔注射をします

<右上奥注射しているところ>

右上奥注射しているところ

支えがあるので、安定します

レストを置いている場所は下の写真の部分なので、針刺しなども起こらないと思います

<レストを置く場所>

レストを置く場所


是非お試しあれです。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

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posted by さけいくら at 11:49 | Comment(0) | 麻酔ポジショニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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