この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。
心よりお礼申し上げます。
ずっと「思考編」をしていなかったので、今回書こうと思います。
さて、題にもありますが、マイナスの動機とプラスの動機とはどういうことかと申しますと。
例えば「ダイエットしたいなあ」と思った動機を思い浮かべていただけたらと思います。
「太りたくない」はマイナスの動機です。
「痩せたい」はプラスの動機です。
同じくダイエットすることには変わりないのですが、どちらの動機で行動した時の方が効果があるでしょうか?
こちらは、ある文献では証明されているそうです。
さてどちらでしょうか?
答えは「やせたい」の方だそうです。
プラスの動機の方ですね。
他にもプラスの動機には、「やせてキレイになりたい」というのもありますね。
マイナスの動機には例えば「太って嫌われたくない」というのがあります。
どちらがいいか、悪いか、効果があるかなどというのは一旦置いておいて。
マイナスの動機は、脅迫観念を行動の源にしてますので、がんばっていても辛いかもしれません。
逆にプラスの動機は希望を行動の源にしていますので、1キロでもやせたらワクワク、ウキウキするかもしれません。
ただ、私の考えとしては、おそらくこのマイナスの動機もプラスの動機も同じく、人に行動を起こす力があると思います。
こと健康においては、歯周病でこれ以上自分の歯を失いたくないだったり、虫歯が痛いから、などマイナスの動機が治療をはじめるきっかけになることが多いように思います。
しかし、マイナスの動機のまま治療を継続していくことは、たしかに少ないようにも思います。
もしかしたら、痛みや不安がとれたら通うことをやめてしまったり、予防という観点で定期検診にいくこともやめてしまうかもしれません。
こういった、患者さんに治療や予防の動機を医療者側が促す事を専門用語では‘動機付け’といいます。
次回より、この‘動機付け’について私なりの見解を書いていきたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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