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では、前回まで教科書的な石膏のつぎ方をお話してきましたが、「石膏3(練り方)」
今回は絶対に気泡を入れない方法です。
まず最後方臼歯部から石膏を流していき、石膏が前方部へ流れていきます。
<石膏が流れていく>
寒天のあるところなど、ここは絶対に気泡を入れたくないなと思う場所にきたら、まず
よーく見ましょう
<緑の寒天の部分に石膏が流れていく様子をよーく見ます>
石膏が寒天の箇所をどのように流れていくか見れる瞬間はこの時しかありません。
<石膏が流れていきます>
そしてこの時に、ゆっくり、少しずつ石膏が流れていくのが見れれば、まずは大丈夫です。
しかし、細くて、長い支台歯など目で確認しづらい場合、または石膏がつい早く、多く寒天部にいってしまった場合など、こういう時ありますよね。
その時は下の写真のようにしましょう。
一度石膏を咬合面まで注いでから、勢いよくトレーを上から下に振って、石膏を落とします。
<トレーを上から>
<下に振ります>
このようにすると下の写真のようになります。
<振った後の状態>
この状態でバイブレーターをかけるのです。
<バイブレーターにかける>
このようにすると細かいところにも、石膏が流れていきます。
私はこの方法で気泡が入った事はありません。
是非お試しあれです。
次回は、石膏をつぐ時に気泡以外に失敗しやすいポイントについて書きます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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