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2015年02月15日

石膏3/6(練り方)



この度もブログ「インターネット歯医者さん」をお読みいただき誠にありがとうございます。

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動画:「石膏」


前回の続きで、今回はオーソドックスな気泡を入れない石膏の注ぎ方についてお話しします。

石膏をつぐルールは、一方向から少しずつ注ぐことです。

たいていは最後方臼歯部から注ぎはじめます

<最後方臼歯から注ぐ>

最後方臼歯から注ぐ

そしてバイブレーターにてトレーをバイブさせながら、流していきます。

<石膏の流動性で流れていきます>

石膏の流動性で流れていきます

石膏の流動性で流れていきます

そしてこれを歯の面が全て浸されるまで続けます。

<歯の面が浸されるまで流していく>

歯の面が浸されるまで流していく

あとはトレーをそんなに傾けなくても大丈夫です。

トレーをねかせて、アルジネート印象面が全て石膏がつがれるまで均一に満たします。

<トレーをねかせます>

トレーをねかせます

その後はバイブレーターからトレーをはずし、上に石膏をついで完成です。


<石膏を流すのではなく盛る>

石膏を流すのではなく盛る

<石膏の盛り付け完了>

石膏の盛り付け完了


これが教科書的なやり方ですね。

ただ、このようについでも気泡が入ってしまう時があります。

そこで、絶対に気泡が入らない方法を次回お伝えしますが、

その前に石膏の練り方を今回復習しておきましょう。

石膏を水と混ぜたら、バイブレーターにかけます。

<石膏 粉>

石膏 粉

<水と混ぜ、練る>

水と混ぜ、練る

<バイブレーター>

バイブレーター

<バイブレーターに押し付けます>

バイブレーターに押し付けます

すると気泡が沢山出てきます。

<気泡が出てきます>

気泡が出てきます

そこで、気泡をつぶすように、ラバーカップにヘラを押し付けるようにしましょう。

<ヘラで気泡を押しつぶす>

ヘラで気泡を押しつぶす

そして最後は下の写真のようにします。

<気泡をなくした状態>

気泡をなくした状態

完全に気泡をなくしましょう。



この状態で注ぎはじめるのですね。

最後に教科書的ではない事をお話致します。

ヘラは下の写真の2種類があります。

<ヘラ種類>

ヘラ種類

上がアルジネート練る用、下が石膏練る用ですが、私は石膏も上の形のヘラを使います。

練りやすい方で良いと思いますが、私は写真の上の形のヘラの方が気泡抜きがしやすいんですよね。

試した事がない場合は、是非試してみてください。


ここまでお読みいただきありがとうございました。





タグ:石膏 歯科 気泡

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posted by さけいくら at 09:37 | Comment(0) | 石膏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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