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心よりお礼申し上げます。

→動画:「石膏」
前回の続きで、今回はオーソドックスな気泡を入れない石膏の注ぎ方についてお話しします。
石膏をつぐルールは、一方向から少しずつ注ぐことです。
たいていは最後方臼歯部から注ぎはじめます。
<最後方臼歯から注ぐ>
そしてバイブレーターにてトレーをバイブさせながら、流していきます。
<石膏の流動性で流れていきます>
そしてこれを歯の面が全て浸されるまで続けます。
<歯の面が浸されるまで流していく>
あとはトレーをそんなに傾けなくても大丈夫です。
トレーをねかせて、アルジネート印象面が全て石膏がつがれるまで均一に満たします。
<トレーをねかせます>
その後はバイブレーターからトレーをはずし、上に石膏をついで完成です。
<石膏を流すのではなく盛る>
<石膏の盛り付け完了>
これが教科書的なやり方ですね。
ただ、このようについでも気泡が入ってしまう時があります。
そこで、絶対に気泡が入らない方法を次回お伝えしますが、
その前に石膏の練り方を今回復習しておきましょう。
石膏を水と混ぜたら、バイブレーターにかけます。
<石膏 粉>
<水と混ぜ、練る>
<バイブレーター>
<バイブレーターに押し付けます>
すると気泡が沢山出てきます。
<気泡が出てきます>
そこで、気泡をつぶすように、ラバーカップにヘラを押し付けるようにしましょう。
<ヘラで気泡を押しつぶす>
そして最後は下の写真のようにします。
<気泡をなくした状態>
完全に気泡をなくしましょう。
この状態で注ぎはじめるのですね。
最後に教科書的ではない事をお話致します。
ヘラは下の写真の2種類があります。
<ヘラ種類>
上がアルジネート練る用、下が石膏練る用ですが、私は石膏も上の形のヘラを使います。
練りやすい方で良いと思いますが、私は写真の上の形のヘラの方が気泡抜きがしやすいんですよね。
試した事がない場合は、是非試してみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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