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2015年02月13日

石膏2/6(注ぎ方)



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動画:「石膏」


前回は「印象」で型をとったら終わりではなく、その型に石膏を流して、歯の模型を作らなければいけないというお話をしました。→「石膏1

今回は、実際の石膏の注ぎ方です。

石膏は粉の状態で保存されています。

<石膏の粉>

石膏の粉

この石膏の粉に水を混ぜ、時間が経つと固まります。

<石膏の粉と水>

石膏の粉と水


石膏の粉に水を混ぜて練り、柔らかいうちに、型に流していきます。

<石膏を水で練ります>

石膏を水で練ります

<印象に石膏を流します>

印象に石膏を流します

型に流してたら、石膏が固まるまで待ちます。

<この状態で固まるまで待ちます>

この状態で固まるまで待ちます



石膏が固まったら、外して模型の完成です。

<固まった石膏を印象から外します>

固まった石膏を印象から外します


ではなぜ、この石膏の注ぎ方が大事かといいますと、この石膏をつぐ際の手技によっては‘気泡’が入ることがあるからです。

<石膏模型に気泡が入った状態>

石膏模型に気泡が入った状態


おそらく、歯科医療者側はみんな石膏を注いでいる時、「気泡を入れないように、気泡を入れないように・・」と心の中で唱えていることかと思います。

せっかく良い印象(型)をとっても、模型に気泡を入れたら一発アウトです。

<気泡を入れたら、印象からやり直しになります>

気泡を入れたら、印象からやり直しになります


そして、気泡を入れたくないために水を多く入れて、流れをよくするなどをしている医院もありますが、アルジネート同様、粉液比は一定にしなければなりません。

なぜかと申しますと、石膏が固まる際の寸法変化に関わるからです。

ここで質問です。

元々石膏は水に混ぜて固まる際に、

収縮するのでしょうか?膨張するのでしょうか?

答えは膨張します。

その膨張率に変化を与える要因が粉液比です。

ですので粉液比は所定通りにしなければなりません。

次回より、粉液比を厳守した上でも気泡を入れない石膏の注ぎ方をご紹介していきます。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。


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posted by さけいくら at 10:04 | Comment(0) | 石膏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月10日

石膏1/6(歯の模型を作る)



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前回まで、印象・咬合採得について書いてきました。

患者さんはここまで終わった時点で一旦その日の治療は終了です。

「次回までに被せ物もしくは詰め物を作っておくので、合わせにいらして下さいね。」と言ってその日の治療はおしまいです。


しかし私達歯科医院サイドにはやることが残っております。


患者さんが帰った後、もしくは印象をとったらすぐに、私達は「石膏」というのを型に流さなければなりません。

そうして、患者さんの‘歯の模型’を作らなければならないのです。

<石膏をつぎます>
石膏をつぎます

<石膏模型>
石膏模型

<インレーの石膏模型>
インレーの石膏模型


この行為を「石膏をつぐ」などと私達はいいます。


正しい模型を作る事は、適合の良い被せ物や詰め物を作製するために必要です。


そのためには、正しい型をとり、正しく石膏をついで、はじめて正しい模型が完成するわけです。

次回より、そのために当院で行っている模型作りをご紹介していきます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

タグ: 模型 石膏

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posted by さけいくら at 19:31 | Comment(0) | 石膏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月08日

咬合採得2/2(失敗例)



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動画:インターネット歯医者さん〜実践編〜目次「患者さん」参照


前回、咬合採得の教科書的な事について書きました。


今回は、単純なようにみえて、臨床で起こる咬合採得失敗例について書きたいと思います。


例えば、よく起こる咬合採得の失敗例はこんな感じです。

<反対側が噛んでない>

反対側が噛んでない

左側だけ噛んでいて、右側は噛んでなくてあいています。

咬合採得は下の写真の状態の咬合関係をとります。

<左右共に噛んでいる>

左右共に噛んでいる

専門的にいうと中心咬合位ですね。歯がかみ合っている状態です。

ただ、人間は食べ物を噛んだり、要は食事の際、食べ物をすりつぶす時に中心咬合位ではなく、偏心位といって、最初の写真のように噛みます。

ですからパラフィンワックスを挟んで噛んで下さいというと、患者さんは最初の写真のように噛む事があるわけです。


この時、だいじなことは患者さんはパラフィンワックスを噛んで下さいと言われたので、自然に噛んだまでで、最初の写真のようになってもイラっとしない事です。

最初に「両方の歯で噛んで下さい」と医療者側が言うべきです。

もしくは、反対側の頬を少し引っ張って意識を反対側にも向けさせる。

<反対側の頬を少し引っ張る>

反対側の頬を少し引っ張る

もしくは反対側の歯の頬側面に指を沿わせる。

<反対側の歯の頬側面に指を沿わせる>

反対側の歯の頬側面に指を沿わせる



それでも両側で噛めない人もいます。

普段自分がどんなふうに噛んでいるかなど考えながら噛んでいる人はほとんどいません。

くれぐれも確認しますが、仕方ないのです。

その時は、パラフィンワックスの形状を下の写真のものに変えましょう。

<反対側も噛む形態>

反対側も噛む形態

これでも咬合採得出来ない場合は、患者さんに練習してもらってから再チャレンジしますが、パラフィンワックスが硬くないかかくにんしてみてください。


パラフィンワックスを熱して軟化させますが、軟化が不十分であると硬いところに歯が噛み合った時ズレる事があります。

ですから充分軟化させましょう。

因みに当院ではパラフィンワックスを温めて軟化させる時に‘お湯’を使います。

<お湯の中に入れる>

お湯の中に入れる

理由は火で軟化させると、ポタポタワックスが溶けて下に落ちますでしょう。

<溶けたワックスが落ちる>

溶けたワックスが落ちる

また、一様にワックスが柔らかくなりません。

お湯で軟化すると便利ですよ。是非お試しあれです。

<お湯で軟化させている状態>

お湯で軟化させている状態

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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posted by さけいくら at 19:24 | Comment(0) | 咬合採得 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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